LTVを伸ばすファネル設計|購入後の価値を販売前から考える

LTV 向上を考えるとき、購入後に何かを追加することから始める必要はありません。まずは、購入後にも読者や顧客にとって役立つ価値が続き得るかを、販売前から考えます。

購入を終点にせず、その先にも自然な価値があるかを見ておくと、販売前に伝えることと購入後の関係を切り離さずに設計できます。

購入前の理解から購入後にも役立つ価値までを一続きで考え、関係を保つ理由を検討したうえで継続提案の有無を一律に決めないLTV設計の流れ。
目次

LTV向上は、購入後に価値が続き得るかを考えることから始まる

ファネルは、見込み客から購入までだけを扱うものではありません。購入後にも価値が続く可能性があるなら、その関係も販売設計のなかで考える対象になります。

ただし、継続を事業側の都合だけで前提にすることはできません。購入後にも役立つ価値がある場合にだけ、その可能性を検討します。次の提案を置かない判断も、設計の一部です。

最初に、購入後に役立つ価値が実際にあるかを確認する

商品を増やすことを目的にするのではなく、購入後の状況で本当に役立つ価値があるかを確認します。

最初の商品と、その後に必要になり得る価値を分ける

最初の商品が担う役割と、その後に必要になるかもしれない価値は別に考えます。購入後にも続く課題や、新たに生まれる理解があるかを見ます。

商品群に、顧客にとって自然なつながりがあるかを見る

商品群のつながりは、事業側が売りたい順序ではなく、顧客の状況や課題の変化から考えます。自然なつながりがなければ、無理に次の価値を置く必要はありません。

リピート購入も、繰り返し買ってもらうことを目的にするのではなく、顧客にとって次に必要な価値があるかという判断から考えます。

商品・関係性・必要な理解から、購入後の関係を考える

LTV マーケティングを考えるときも、すべての顧客に同じ関係を求めるのではありません。商品、現在の関係性、顧客に必要な理解から、購入後にも関係を保つ理由があるかを考えます。

購入時点で判断がすべて終わるとは限りません。購入前後に残る迷いや理解の変化は、次にどんな価値が役立つかを考える補助になります。ただし、個別の反応を全体に当てはめることはしません。

大切なのは、関係を続けること自体ではなく、顧客側に続ける理由があることです。

販売前の説明と、購入後の価値を切り離さない

購入前に何を約束し、購入後にどのような価値が続き得るのかは、同じ設計のなかで考えます。販売前の説明と購入後の価値がつながっていれば、購入後だけが付け足しになることを避けられます。

販売の型を先に当てはめるのではなく、商品と関係性に合わせて、購入前後の価値のつながりを確かめます。次の価値が自然につながらないなら、提案しないことも選択肢です。

まとめ:LTVを、購入後にも価値が続くかという設計課題として扱う

LTV 向上は、購入後の提案を増やすことではありません。

購入後にも役立つ価値があるか、商品群に自然なつながりがあるか、関係を保つ理由が顧客側にあるかを、販売前から考えます。購入を終点にせず、価値が続き得る関係を設計に含めることが、LTVを考える出発点になります。

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この記事を書いた人

中村純のアバター 中村純 株式会社オフィスNJ代表

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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