ブログ読者をメルマガ登録へつなげる、記事と無料特典の考え方

ブログからメルマガ登録へつなげるとき、先に考えたいのは登録の仕組みではありません。記事を読んだあとに、どの問いを補う受取物を置くかです。この記事では、記事本文と補助物の役割を分け、記事別の補助物と複数記事に共通する受取物をどう配分するかを扱います。

ここでいう「つなげる」は、流入や登録率を増やす実装の話ではありません。記事で分かったことと、次に確認・整理することの関係を整える判断です。受取物の形式や制作手順ではなく、何を補うために置くのかを見ます。

目次

ブログ読者を登録へつなげる前に、読後に残る課題を見る

記事の後に補助物を置く前に、記事で扱ったことの次に何を補うかを言葉にします。記事と受取物の関係が一文で言えなければ、受取物の役割が記事から離れてしまうためです。

僕は、特定の記事やページの読者に必要な専用の受取物を置いていました。これは、記事そのものを繰り返すためではなく、その記事との関係を別に考えていたからです。どの記事の後に置くかを決めるときは、記事で理解することの次に、何を確認・整理できるとよいかを一文にします。

「記事を読んだあとに、どの問いを補う受取物か」を書いてみてください。一文にできない場合は、受取物の名前や形式ではなく、記事で扱った範囲と補う範囲の関係から見直します。

記事を読んだ人が次に受け取る理由をつくる

受取物は、記事とは別に決めるのではなく、記事と組にして考えます。記事で得る理解と、そのあとに補う確認材料を並べると、受取物の役割を過不足なく置けるためです。

僕が記事読者に必要な専用の受取物を置いていたときも、記事との関係を離して考えてはいませんでした。特定の記事やページに近い受取物を置くかどうかは、記事で何を扱ったかと、次に何を補うかを分けて見た判断です。

記事で理解したことから読後に残る一つの課題へ進み、次に使う補助物へ確認・整理・利用の役割を移す図。

図で示す関係は、固定の読者行動を表すものではありません。記事理解、読後に残る問い、補助物という三つを混ぜずに確認するためのものです。記事で分かることと、受取物で確認・整理することを一つずつ書き出し、次に受け取る理由を確かめます。

記事本文と補助物は、役割を分ける

補助物は、記事本文の説明をそのまま繰り返すのではなく、記事の後に必要な補助を担います。同じ内容を重ねるより、記事で理解することと、受取物で確認・整理することを分けた方が、受取物の範囲を点検しやすいためです。

僕は、特定の記事やページの読者に必要な専用の受取物を置いていました。この観察が示すのは、専用の受取物が常に必要ということではありません。記事の内容と受取物の内容を同じものとして扱わず、どこを補うものかを別に置く必要がある、ということです。

見直すときは、「記事で理解すること」と「受取物で確認・整理すること」を一文ずつ並べてください。二つが同じ説明になっていれば、記事と無料特典の接続をもう一度確認します。

記事で理解した後に残る、一つの課題から考える

記事の後に置く受取物は、最初に補う問いを一つにして考えます。ここでいう一つの課題は、記事を読んだ人の唯一の悩みを決めることではなく、記事との関係を確認するための補助線です。

僕が記事読者に必要な受取物を置いていたことからも、記事と受取物の関係を一文で言える状態は大切だと考えています。ただ、何を一つにするかを普遍的な正解にはできません。記事の内容と受取物が扱える範囲によって、最初に補う問いは変わります。

「記事で分かったことの次に、何を確認・整理するか」を一文にしてみてください。その一文が広がりすぎるなら、補う問いをさらに分けるのではなく、まず記事との関係を確認し直します。

残る課題に、次に使う補助物を対応させる

補助物は、記事と似た題名にすることより、記事の後に担う役割が続いているかで対応させます。題名や形式だけでは、記事で扱った範囲と受取物の範囲がつながるとは限らないためです。

僕は特定の記事やページの読者に必要な専用の受取物を置いていました。ここでの判断は、記事と受取物を同じ説明にすることではなく、記事読後に何を補うかを別に見ていたことにあります。

対応を確認するときは、次の三つを並べます。

  • 記事で説明すること
  • 記事の後に確認・整理すること
  • その確認・整理を補う受取物

この三つの関係を一文で説明できなければ、受取物そのものを急いで変えず、まず記事と無料特典の接続へ戻ります。

記事別と汎用をすべて同じにしない

記事別の補助物と、複数の記事に共通する受取物は、一方へ統一せず役割で分けます。特定の記事との課題一致を見る判断と、個別に置き続けられるかを見る判断は同じではないからです。

僕は、記事読者に必要な専用の受取物を置く一方、すべてに個別の受取物を用意し続ける負荷も考え、包括的な受取物を併用していました。また、提供物の案内対象が最初に想定した範囲へ偏っていたことに気付き、受取対象を見直したこともあります。専用か汎用か、あるいは誰に渡すかを最初の決め方で固定しなかった、という観察です。

記事別の補助物は特定の記事を読んだ人へ近く対応し、汎用の受取物は複数の記事を読んだ人の共通課題を受ける。制作負荷も含めて配分する図。

この図は、記事別か汎用かの優劣を決めるものではありません。記事との課題の近さ、受取対象、維持の負荷を別々に見て、配分を検討するための関係図です。まず記事との近さを確認し、次に誰に渡るか、最後に無理なく維持できるかを並べて見ます。

課題との一致・重要度・制作負荷を並べて配分する

記事別と汎用の配分は、課題との一致、記事の重要度、制作負荷を並べて考えます。ただし、この三つは点数を付けて機械的に決める基準ではありません。一つの観点だけで、記事別か汎用かを固定しないための比較軸です。

僕は、受取対象を後から見直し、専用の受取物と包括的な受取物を併用していました。この二つの判断が並んでいたので、課題との近さだけでなく、誰に渡るか、継続して置けるかも別に見るようにしています。記事の重要度は、一次資料で検証された指標ではなく、配分を考えるときに記事の役割を見落とさないための補助軸です。

課題との一致、記事の重要度、制作負荷を同時に見て、記事別補助物と汎用の受取物へ無理なく配分する図。

図の三観点を次のように分けて確認します。

観点確認すること
課題との一致特定の記事の後に補う問いか、複数の記事に共通する問いか
記事の重要度その記事が、全体の理解や次の判断で担う役割は何か
制作負荷記事と受取物の関係を、無理なく見直し続けられるか

三つを並べたうえで、記事別にするか、汎用で受けるかを考えます。どちらかを正解にせず、記事との関係、受取対象、維持の負荷のうち、いま見直す場所を選んでください。

記事別の補助物には、専門用語もある

特定の記事の後に、記事で残る問いを補う受取物を置く考え方は、「コンテンツアップグレード」と呼ばれることがあります。ただ、用語を知るだけでは、記事と受取物の関係は決まりません。

僕が記事読者に必要な専用の受取物を置いていたときも、先にあったのは記事との関係でした。専門用語は、記事理解、残る問い、補助物の役割を確認した後に、考え方を呼び分けるための補足として扱います。

用語から形式を選ぶのではなく、「この記事の後に、何を補う受取物か」を先に一文にしてください。そのうえで必要なら、記事別の補助物として整理します。

まとめ

ブログからメルマガ登録へつなげるには、記事を読んだ後に何を補うかを先に考えます。記事で理解することと、受取物で確認・整理することを分けると、受取物の役割を見直せます。

僕は、記事に近い専用の受取物と包括的な受取物を併用し、受取対象も固定せずに見直してきました。これは、すべての記事に同じ置き方を勧めるものではありません。記事との課題一致、誰に渡るか、無理なく維持できるかを分けて見て、記事別と汎用を配分するための観察です。

まずは、記事の後に補う問いを一文にし、その記事との関係を確認してください。そこから、記事別にするか、汎用で受けるかを考えます。


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この記事を書いた人

中村純のアバター 中村純 株式会社オフィスNJ代表

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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