メルマガ登録LPの設計|登録前の約束を一枚にする

この記事は、無料特典や配信テーマがおおむね決まり、登録前に伝える約束を整えたい人のためのものです。

ページの装飾やフォームの技術設定ではなく、読者が登録するかを判断するための情報を一枚へ落とします。特典がまだ決まっていない場合は、先にリードマグネットの選び方へ戻ってください。

メルマガ登録LPは、入力を促すだけのページではありません。読者が受け取るものと、メールアドレスなどの連絡先を渡す条件を理解し、自分で登録・見送りを選ぶ場所です。

僕は、登録LPと登録直後のメールを別々に作りません。登録前に示した約束が、最初のメールでも同じように読めるかを並べて確認します。

僕は、広告、SNS、ウェビナーなど入口が変わっても、登録ページと登録後のメールを一組で用意してきました。入口で集めた関心をどこで受け止め、登録後に何を届けるかが決まっていなければ、アクセスだけ増やしても約束はつながりません。LPには入口に合う説明を置きつつ、登録後メールと同じ対象、受取物、主題へ接続しているかを確認します。

メルマガ登録LPの作り方は、読者の困りごと、登録後に得られる理解、届く内容、送信者、届き方、向かない人、情報の扱いを一枚で照合することです。登録前の約束と最初のメールが同じ方向を向いているか確認します。

ページ中心の判断
メルマガ登録LP何を受け取り、誰から何が届くかを登録前に約束する
テーマ型オプトインLP無料特典を必須にせず、継続テーマへの関心を入口にする

特典が未確定なら選び方へ、最初のメールは登録後の期待へ進みます。全体は親記事で確認できます。

目次

メルマガ登録LPの構成|登録前に示す七つの情報

最低限、次の七つに答えられるようにします。

  1. 誰に向けたものか
  2. 何を受け取れるか、何を扱うか
  3. いつ、どの方法で届くか
  4. その後にどんな内容が、どのくらいの頻度で届くか
  5. 誰から届くか
  6. どんな人には向かないか、何は得られないか
  7. 入力情報を何に使い、どう停止できるか

「交換」という言葉を使う場合も、連絡先を無制限に使ってよいという意味ではありません。取得する情報は提供に必要な範囲へ留め、商品やサービスの案内が届くなら登録前に伝えます。

誰に向けたものか、何を受け取るか、どのように受け取るか、誰から届くかの四つを登録前に判断するための約束として示す図。

特典型とテーマ型では、中心の約束が違う

特典型では、具体的な受取物と、それを使って進められる小さな課題が中心です。

無料特典の候補を一つへ絞る比較シートを受け取り、10分を目安に最初の一案を選ぶ。

テーマ型では、継続して扱う問いと、読者が深められる理解が中心です。

小さな事業のメール導線について、特典、登録LP、最初の案内をどうつなぐかを週1回程度のメールで考える。

どちらにも補助資料を付けられます。違いは、登録理由の中心が「資料を受け取ること」か「テーマを継続して読むこと」かです。

登録LPから直後メールまでの完成例

特典型の例を一つ通します。内容は書き方を示す仮例です。

登録LP

見出し 無料特典の候補を最初に作る一案へ絞る

対象 メルマガの無料特典候補はあるものの、どれを読者へ渡すべきか決められない方へ。

受取物 「無料特典3案の比較シート」PDF版とテキスト版をお届けします。読者の課題、約束する小さな前進、使いやすさを並べ、10分を目安に一案を選べます。

届く方法と時期 登録後、入力したメールアドレスへ受取リンクを自動送信します。通常は数分以内です。届かない場合は迷惑メールフォルダを確認し、ページ下部の連絡先からお知らせください。

その後に届く内容 週1回程度、無料特典、登録LP、登録後メールの設計についてお送りします。関連する講座やサービスの案内を含む場合があります。

発信者 Office NJの中村が、オンライン講座やメール導線の設計で使っている判断手順をもとにお届けします。

向かない人・得られないこと 完成した特典原稿の代筆や、登録数の増加を保証する資料ではありません。すでに特典内容が決まり、配信設定だけを知りたい方には向きません。

登録情報と停止方法 メールアドレスは、特典の送付と上記メールの配信に使用します。詳しい扱いはプライバシー案内をご確認ください。各メール末尾のリンクから、いつでも解除できます。

登録ボタン 内容を確認して、比較シートを受け取る

登録直後のメール

件名:無料特典3案の比較シートをお届けします

ご登録ありがとうございます。Office NJからお送りします。
このメールは「無料特典の候補を一つへ絞る比較シート」へ登録した方にお送りしています。
PDF版とテキスト版から使いやすい方を選び、まず候補を一つ書いてください。所要時間の目安は10分です。
今後は週1回程度、無料特典、登録LP、登録後メールをつなぐ考え方をお送りします。講座やサービスの案内を含む場合があります。
メールが不要な場合は、末尾のリンクからいつでも解除できます。受取リンクが開かない場合は、このメールへ返信してください。

登録LPと最初のメールで、対象、受取物、発信者、その後の内容が変わっていません。ここまで並べると、登録前後のずれを見つけやすくなります。

登録前に示す対象、受け取るもの・扱う主題、理解、送信者と、登録直後に伝える対象読者、届く主題、登録元と次に得る理解、送信者を対応づける図。

判断に影響する情報は後出しにしない

次の情報は、登録するかの判断に影響します。登録後だけに書かず、LPでも確認できるようにします。

  • 特典や最初のメールが届く時期
  • 配信頻度の目安
  • 教育内容以外に、商品・サービスの案内が届くか
  • 特典の受取方法と、不達時の連絡先
  • 配信を停止する方法
  • 入力情報の利用目的
  • プライバシー案内へのリンク

毎週必ず届くと約束できないなら、「週1回程度」「不定期」のように、実際に守れる表現にします。「役立つ情報を送ります」だけでは、読者は内容も頻度も判断できません。

得られることと、得られないことを並べる

対象者だけでなく、向かない人と限界も示します。

「比較軸が分かる」「最初の一案を選べる」は約束できます。一方で、「必ず登録者が増える」「あなたに最適な答えを個別に決める」とは約束しません。

医療、法律、金融など高い影響のある内容では、一般情報と個別助言の境界、対象外となる状況、必要に応じて相談すべき専門家を示します。登録ページだけで個別事情を含む判断まで扱わないことも、選択に必要な情報です。

登録前後を点検する

ページを公開する前に、次の順で確認します。

  1. 読者は、自分向けかを判断できるか
  2. 受取物または配信テーマを具体的に言えるか
  3. いつ、どう届くかが分かるか
  4. その後の頻度と内容、販売案内の有無が分かるか
  5. 発信者と問い合わせ先が分かるか
  6. 向かない人と限界が分かるか
  7. 解除方法と入力情報の扱いが分かるか
  8. 登録直後のメールが、同じ約束を繰り返しているか

特典、配信テーマ、頻度、発信者、個人情報の扱いが変わったら、LPと登録直後のメールを同時に点検します。片方だけを更新すると、読者が登録時に見た約束と実際の連絡がずれるためです。

状態別に次へ進む

特典が未決定なら、リードマグネットの選び方へ戻ります。

LPの約束は決まったが、登録直後の連絡が曖昧なら、登録後の期待をつなぐ手順へ進みます。

特典とその後の配信全体を見直すなら、リードマグネットの全体設計へ戻ります。

まとめ:登録LPは、登録するかを判断できるページにする

メルマガ登録LPでは、対象、受取物、届く方法と時期、その後の内容と頻度、発信者、向かない人、入力情報と解除方法を一枚で示します。

登録を増やす前に、読者が登録・見送りを自分で選べる状態を作ってください。そして、LPと登録直後のメールを並べ、同じ約束になっているかを確認します。

登録前の約束のアイキャッチ

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この記事を書いた人

中村純のアバター 中村純 株式会社オフィスNJ代表

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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