電子書籍マーケティングの成果を判断する方法|Kindle出版を集客につなげる5つの基準

成功事例を読む時にも、売上やランキングをそのまま真似することはできません。自分の出版後の成果を判断するには、目的、読者、導線、反応、改善を分けて確認することが必要です。

この記事は実在事例の比較ではなく、Kindle出版を集客・販売へつなげる設計を見直す五つの基準を扱います。

目次

1. 誰に届けたか

最初に見るのは、どれほど多くの人に届いたかではなく、誰のどんな場面に向けた本かです。読者の課題と、書籍を読む前の状況が自分の対象と重なるかを確認します。

対象が違う事例でも、読者を一人の具体的な状況として捉えた方法は参考になります。属性だけを写すのではなく、課題の深さと読む理由を比べてください。

2. 何を約束したか

次に、タイトル、説明、本文で読者へ何を約束していたかを見ます。大きな結果を約束していたかではなく、読後に何を理解・判断・実行できるようにしたかを確認します。

約束と本文の内容が一致している事例は、自分の書籍にも応用できます。扱わないことまで含めて説明できるかを見れば、約束を広げすぎるのを防げます。

3. どんな導線だったか

導線では、書籍を読んだ人が次に何を理解できるようになったかを見ます。登録や商品購入だけを成果として扱わず、書籍、価値提供、商品理解が同じ課題につながっていたかを確認します。

自分の導線に当てはめる時は、読者が自分で選べる情報があるかを点検します。事例の画面や文言をコピーするのではなく、読者の判断を支える役割を取り出します。

4. どう届け、何を測ったか

販促では、使った媒体の数より、誰に何を伝えたかを見ます。告知文、紹介文、既存の接点が書籍の約束とそろっていたかを確認してください。

測定でも、数字だけで原因を断定しません。読者からの質問、反応した言葉、分かりにくかった説明を含めて記録していたかを見ると、改善の判断を学べます。

5. 自分の計画へ翻訳する

事例から写すのは、結果ではなく判断です。次の表を使い、自分の条件で実行できるものだけを残します。

見る視点事例から確認すること自分の計画へ置き換える問い
読者どんな状況の人か自分は誰の何に答えるか
約束読後に何が残るか本で何を渡せるか
導線次に何を判断できるか読者が自分で選べるか
販促何をどう伝えたか既存接点で正確に伝えられるか
測定何を改善材料にしたかどの反応を記録するか

まとめ

成功事例は、数字や派手な方法を集める資料ではありません。読者、約束、導線、販促、測定を分けて読み、自分の条件で確認できる判断に翻訳してください。

成果を見る順番

僕は、電子書籍の成果を印税だけで判断しません。何で稼ぐか、商品づくり、継続まで含めて、その本が事業で担う価値を見ます。

見る順番は、目的を決め、観察する項目を選び、観察期間をそろえ、その後に次に一つだけ変える要素を決めることです。数字だけを追う前に、この順番で戻る場所を見つけます。

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この記事を書いた人

中村純のアバター 中村純 株式会社オフィスNJ代表

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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