課題から受取後の判断までを対応させる

リードマグネットの例を探すと、形式名の一覧が先に出てきます。でも、形式名から決めると、何のためにその受け取り方を置くのかが後回しになります。

僕は、テーマを先に定めてから形式を選ぶ順番を取ってきました。また、受け取り方を一つに固定せず、内容に応じて複数のものを組み合わせて用意したこともあります。だから、例を見るときも形式名を答えとして扱うのではなく、課題とテーマに対して置く候補として考えます。

この記事で扱うのは、例を自分のテーマへ移すための判断順です。完成した特典の中身、作り方、配り方は扱いません。

目次

リードマグネットの例は、形式名から探さない

リードマグネットの例は、形式名を最初の結論にしないほうがよいと僕は考えています。形式は、テーマを届けるために後から選ぶものだからです。

この順番は、僕がテーマを先に決め、形式を後から選ぶと置いてきた判断に基づいています。さらに、実際には受け取り方を一つに固定せず、複数を組み合わせて用意していました。

例を見る前に、まず自分が扱う課題とテーマを一文で置きます。そのうえで、形式名は「このテーマを届けるための候補」として並べます。形式そのものを正解として選ぶのではなく、テーマとの関係を確認するためです。

例は、課題とテーマの関係から読む

形式の例を並べる代わりに、僕は「どの課題を扱うか」と「そのテーマで何を扱うか」の関係を先に見ます。ここが定まらないまま形式を選ぶと、候補ごとの違いを比べる基準も定まりません。

僕がテーマを先に決めて形式を後から選んだのは、形式が先にあるのではなく、届けるテーマが先にあると考えているからです。同じテーマでも受け取り方を一つに決め打ちしなかった観察も、この前提につながります。

例を読むときは、形式を真似するのではなく、「その例では、どんな課題とテーマの関係を前提にしているか」を自分の言葉で置き換えます。ここで決めるのは完成した特典ではなく、候補を置く前提です。

受け取り方は、テーマの後に候補として置く

テーマを置いた後に、受け取り方を候補として考えます。候補を一つに固定しないのは、形式名がテーマより先に答えになるわけではないからです。

僕は、複数の受け取り方を組み合わせて用意した経験があります。また、テーマを先に定めてから形式を選ぶ判断も残しています。この二つから、形式は先に固定するものではなく、テーマを確認した後に置く判断だと考えています。

ここで確認するのは、候補の名前ではありません。その候補が、先に置いたテーマと同じ範囲を扱っているかです。範囲がずれるなら、候補を増やす前にテーマへ戻ります。

補足の要否は、形式とは別に考える

受け取り方を候補に置いたら、次に補足が必要かを別の判断として置きます。形式を選んだだけで、届け方についての判断まで終わるわけではないからです。

僕は、確認や当てはめに使う材料には、使い方や考え方の解説を添える方針を取ってきました。材料だけを置くのではなく、補足をどう扱うかもテーマ後の判断として分けていたわけです。

この段階では、補足の具体的な中身を作りません。候補を置くときに、補足の要否を別欄にしておきます。形式と補足を同じものとして決めないためです。

課題と受取後の行動から、形式候補を絞る

例を探すときは、先に「読者はどこで止まっているか」と「受取後に何を進める必要があるか」を書きます。形式は、その後に候補として置きます。

読者の課題、受取後の判断、形式候補、使い方の補足を順に確認し、無料特典の例を選ぶ図。
受取後に進めたいこと形式候補別に確認すること
全体像や要点を理解するPDF・短いガイド読む順番が見えるか
必要な点を確認するチェックリスト各項目の判断基準があるか
自分の状況に当てはめるテンプレート・ワークシート書き始める説明があるか
見ながら操作や変化を確認する動画文章や図だけでは伝わりにくいか

ここでの表は、形式の優劣を決めるものではありません。自分のテーマへ置き換えた後、必要な受け取り方を少数に絞るための候補表です。形式の比較をより詳しく行う場合は、リードマグネットの種類へ進みます。

例を自分のテーマへ置き換える

例を使う目的は、完成したものを模倣することではありません。自分のテーマについて、どの順番で判断するかを確認するための材料です。

僕は、テーマを先に決め、形式を後から選び、必要なら補足を添えるという順番を置いてきました。さらに、受け取り方を一つの唯一解に固定しませんでした。この観察が、例を置き換える際の基準になります。

課題とテーマを先に置き、受け取り方の候補と補足の要否を後から分けて考える関係図。

まず課題、次にテーマ、その後に受け取り方の候補、最後に補足の要否を並べます。この順で書き出すと、どの段階の判断がまだ決まっていないかを分けて確認できます。形式例は、この順番を自分のテーマで考えるために使います。

リードマグネットの例を探すときは、形式名を先に選ばない。僕は、課題とテーマを置き、受け取り方を候補にし、補足を別の判断として扱います。この順番なら、例をそのまま真似せず、自分のテーマに合わせて考えられます。


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この記事を書いた人

中村純のアバター 中村純 株式会社オフィスNJ代表

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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