ジャパネットたかたに学ぶ販売戦略
中村です。
昨日だったか、一昨日だったか、
ジャパネットたかたの生放送を
テレビで見ていました。
まあ「テレビショッピング」の流れを
真似すれば売れるレターが書ける、
売れるトークが作れるって話は
よく聞く話だと思います。
実際、過去に僕もメールで
テレビショッピングの流れを
細かく分割して解説したりしました。
なので、まず大事な点としては、
テレビショッピングは生きた教材で
見ない手はないってことですね。
で、今日はそれとは別の角度で
ジャパネットたかたの番組から
シェアをしたいと思います。
まず、こちらの画像をみてください。
↓
ちょっと急いで写真を撮ったので、
左側が見切れてるんですが、、、
この画像の中のどこかに
「売れる心理技術」が使われている、
重要なパーツが隠れています。
それはどれでしょうか?
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わかりましたかね?
答えはこの部分です。
(左が見切れてるから簡単でしたよね)
↓
この『お電話メーター』に
どんな心理技術があるのか?
それは、、、
1.社会的証明
2.緊急性・限定性
3.心理的負担の除去
です。
まず、1つ目の社会的証明は、
かなりわかりやすいですね。
ようは電話の待ち人数を出すことで
「今まさに売れている」ことを
アピールしているわけです。
そうなると、
・みんなも買ってるから安心
・みんなが買うなら良いものだ
・みんなが買ってるから買わなきゃ
といった心理が働きます。
とにかく人は「乗り遅れる」のが
嫌なものですよね。
そういった、みんなが買っていると
つい自分も買いたくなるのが、
バンドワゴン効果です。
マズローの欲求5段階説的に言うと、
社会的欲求(帰属の欲求)ですね。
で、2つ目の緊急性・限定性は、
もうあまりにも有名ですけども、
例えば、、、
「限定500セット!!」
って言われてる商品に対して、
待ちが300人とかいたら、
急いで電話しちゃいますよね。
で、こういった緊急性や限定性は
・期間
・金額
・販売数
などなどを工夫することで
僕たちも作ることができますね。
そして、最後が心理的負担の除去です。
例えば、想像してみてほしいんですが、
仮に電話をかけたとして、、、
「ただいま電話が込み合っています」
ってアナウンスが5分くらい続いたら
心が折れちゃいませんか?
めんどくさくなって
「もういいや」ってなりますよね。
でも、待ち人数が出ていて、
リアルタイムで減っていけば、
「もうそろそろかな?」って
気持ちが楽になりますよね。
混みあってるって前情報があれば、
待つっていう気持ちの準備もできるし。
まあ、右下の表示には、
こういった心理的な働きがある、、、
つまり、意味があって、
掲載されているんですよね。
そして、“意図を持つ”ことは、
僕たちもしていく必要があります。
多くの人はこういった意図を
あまり意識することはありません。
例えば、今回の話を例にすれば、
情報を集める時や実行するときに、
「テレビショッピングって
なんかかなり儲かるらしい」
って手法にフォーカスをします。
でも、本当に重要な部分って
手法の部分なのではなくて
裏に隠された“意図”なんですよね。
実際、世の中に手法はたくさんあって、
・それをやってうまくいく人
・それをやってもダメな人
ってわかれてしまうのが現実です。
そして、そうやってわかれる原因が
「意図を持っているかどうか」
「意図を理解しているかどうか」
という手法にとらわれることない、
根本・本質の部分なわけです。
ちなみに、明日で募集を終了する
「ONJマーケティングエッセンシャル」は
その講座名の通りで、
・どんな手法にも共通する本質
・マーケティングのコアスキルと知識
を学び、実践していく講座です。
そろそろ手法を追いかけるやり方から
根本を抑えるやり方に変えたいのなら
この講座がおすすめです。
⇒ https://office-nj.com/int/es/onjes_nm/
(株)オフィスNJ代表
中村純
PS.
ちなみに、今ジャパネットたかたって
多いときには全国20局同時で
生放送をしたりして、
商品を売ってるんですよ。
まず20局で生放送ができる時点で
めちゃくちゃ儲かってますよね。
で、僕が生放送を見たときに
売っていた商品がお肉定期便なので、
僕らで言うところの、、、
「ウェビナー×サブスク」
でビジネスを作ってる形ですね。
こういったことにも気付けるのは、
手法だけでなくって、
全体を俯瞰してみる能力が
身についているからこそだと思います。