意志力に頼らず成果を出す方法

意志力に頼らず成果を出す方法

中村です。

独立して1年以上が経って、
今年からは法人化をしました。

この間、いわゆる雇われの生活から、
個人事業主、代表取締役と肩書が変わり、
色々な変化を体験してきました。

そこで、僕が1番気付かされたのは、
「僕はナマケモノである」ということ。

朝、起きなくていいのなら起きない。
夜、寝なくていいのなら夜ふかしする。
締切に追われていなければ仕事しない。

…そんな自堕落な自分に独立してから
数ヶ月で気づくことができました。

となると、僕がしなくちゃいけないのは、
「自分が自堕落だ」と認めた上で、
現実的な対処方法を考えることです。

そして、その対処法で重要なのは、
「意志力」に頼らないということ。

というのも、、、

そもそも僕に意志力があるのなら、
自堕落な方向に流されたりはしません。

気合と根性で毎日ちゃんと起きて、
規則正しい生活を送っています。

食べるものも節制し、
お酒の量もコントロールして、
適度な運動の習慣もあるはずです。

これ、一般的に理想とされる
生活の習慣なわけですよね。

ただ、それを頭ではわかっているのに、
実行することができていないのであれば、
それは僕に「意志力」がないからです。
※そもそも意志力なんてないと思いますが…

だからこそ、意志力に頼らないで、
自分の生活をデザインする方法を
試してみることにしたんですね。

で、前置きが長くなりましたけども、
今日はそ僕が実践している方法の中から
1つ紹介したいと思います。

それがこれです。

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全ての活動・判断基準に制限を設ける。
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「締切効果」の話っていうのは、
きっと何度も聞いてると思います。

例えば、、、

「仕事の量は、
完成のために与えられた時間を
すべて使い切るまで膨張する」

みたいなやつです。

つまり、余裕を持った期限があれば、
ダラダラとタスクを進めるし、
期限に余裕がないとなれば、
テキパキとタスクを進める、と。

で、それを利用した仕事術が
締切を設定しておくことで、
生産性を上げる方法というわけですね。

で、たしかにこの方法は僕自身も
体験の中から実感をしています。

そして、今回、僕が紹介する方法は、
そんな「締切効果」をさらに拡張して、
生活全般に当てはめる方法です。

それが“制限”というわけですね。

で、この制限というのは具体的には、、、

・時限
・上限
・下限

という3つのアプローチで
設けていっています。

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1.時限
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時限はさっき言った通りのことで、
自分の仕事に対して締切を
自分でつけるってことです。

ただ、締切を自分の頭だけでつければ、
守らなくてもダメージがないですし、
「意志力」という言い訳が発動して、
きっと締切効果は働きません。

そこで、僕が意識的にやっているのは、
「メルマガで宣言する」ってこと。

例えば、なんの準備もできていなくても、
「◯月◯日に〜〜を公開します」と
先に宣言をしてしまうってことです。

これをしたら約束を守らなければ、
純粋に信じてくれている方からの
信頼を損ねることになってしまいます。

そして、信頼を損ねてしまえば、
それだけ売上に影響が出る話なので、
それは僕としては避けたいわけです。

だから、結果として締切に対して、
集中力を保って取り組めるわけですね。

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2.上限
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で、上限と下限については、
仕事の量、生活のサイズ、
行動の判断基準などなどについて、
僕は適用をしています。

上限の例で言えば、、、

・1日◯時間以上働かない
・同時に◯個以上の施策はしない
・◯個以上のモノは持たない

とかですね。

例えば、僕は今年から着る服の
選択肢をさらに少なくしました。

これまでは靴下とパンツに関しては、
毎回、同じ種類・同じ色のものしか
買わないようにしていたんですね。

選んだりセットを探すのが面倒なので。

そして、今年からは

・夏場は同じメーカーの白Tだけを着る

という上限も設定したんですね。

すると、これまでであれば、、、

1.新しい服を買うかどうか?
2.どこの何を買うか?

という2つの判断が必要だったのが、
「1.新しい服を買うかどうか?」だけが
判断になりました。

あとは所持数の制限もしているので、
新しく買うなら古いのは捨てるっていう、
シンプルな判断基準になったので、
持ち物も減って暮らしがシンプルになりました。

あとは、直接的な仕事の話で言えば、
同じタイミングで取り組む施策数は、
3つまでという上限を決めました。

これがあることによって、
やるべきことは目移りしなくなります。

で、もし、やりたいことがあるのなら、
今やってることでうまくいってないことを
減らしてから追加することにしてます。

そうすれば、

・時間が足りない
・手が回らない

みたいなことは起こらなくなります。

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3.下限
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そして、下限の例で言えば、、、、

・毎月◯回はセールスをする
・毎週◯回は動画を撮影する
・毎日◯時間は仕事をする

というのが仕事における
下限の設定ですね。

実際、今年から僕は最低2回は、
毎月セールスをするというのを
下限に設けています。

というのも、売上に余裕が出れば、
売上なくても困りはしないので、
“売ること”をサボってしまうんですよね。

特に去年の後半はそれが顕著で、
数字で見たときに売上の数字の伸びが
明らかに鈍くなっていました。

もちろん、生活には困らないんですが、
成長も変化もなくなってしまうわけだし、
より多くの価値提供をするためにも、
セールスは欠かすことはできません。

だから、今年から下限を設けました。

他にも週に最低4回は自炊する、
3ヶ月に最低1回は旅行するみたいな、
生活面での下限も設定しています。

あとは意志力を使うんじゃなくて、
淡々と数字という事実に対して、

・上限に達しているからやらない
・下限を超えてないからやる

みたいな判断だけになります。

あとは、その上限下限を守るために
環境を整えるって意識もしていますが、
長くなってきたので今日はここまで。

また、気が向いたら仕事術というか、
間接的にマーケティングに関係する
話もしていこうと思ってます。

今日の話が参考になれば幸いです。

(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

PS.
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