今年の数字シェアと来年の目標

中村です。

今日は来年の目標を立てるために
集計した数字をシェアしますね。

たまに質問でいただくのが、

「コンテンツビジネスで
どれくらい儲かるのか?(意訳)」

ってもの。

まあ、これに関しては、
「わからない」ってのが答えなので、
これまで回答してませんでした。

そもそもビジネス内容によっても
単価なども変わるわけなので、
「これ」ってものはないですよね。

ただ今日の数字を見ていただければ、
少しは1つの参考にはなると思います。

…というわけで、今日は、

・新規顧客数(初回購入者のみ)
・累計顧客数(リピート含む数字)
・広告費
・LTV(カード決済分のみ)

という4つの数字をシェアします。

で、こういった数字はほとんどの人は
赤裸々に語ることはありません。

なので、リアルな数字を見る機会は
実際には貴重だってことだけは
念頭に置いてくださいね。

じゃあ、まずは2019年の数字から。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
2019年の数字
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■新規顧客数
・1月〜3月:新規顧客数「20名」
・4月〜6月:新規顧客数「126名」
・7月〜9月:新規顧客数「214名」
・10月〜12月:新規顧客数「47名」
・合計407名

■累計顧客数
・1月〜3月:累計顧客数「26名」
・4月〜6月:累計顧客数「174名」
・7月〜9月:累計顧客数「254名」
・10月〜12月:累計顧客数「68名」
・合計522名

■広告費(FB広告のみ)
886,464円

■LTV(カード決済分のみ)
21,721円
ーーーーーーーーーーーーーーーー

これは去年もメールで書いたんですが、
後半がかなり失速したんですね。

ただ、これはシステム変更だったり、
2020年のための準備期間でした。

とは言え、気が緩みすぎでしたね。

そして、次は今年の数字です。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
2020年の数字
ーーーーーーーーーーーーーーーー
■新規顧客数
・1月〜3月:新規顧客数「59名」
・4月〜6月:新規顧客数「239名」
・7月〜9月:新規顧客数「255名」
・10月〜12月:新規顧客数「204名」
・合計757名

■累計顧客数
・1月〜3月:新規顧客数「109名」
・4月〜6月:新規顧客数「341名」
・7月〜9月:新規顧客数「427名」
・10月〜12月:新規顧客数「412名」
・合計1289名

■広告費(代理店手数料込み)
5,802,827円

■LTV(カード決済分のみ)
27,269円
ーーーーーーーーーーーーーーーー

ぱっと見てわかる通りなんですが、
去年と比べて今年は全ての数字が
増えていますよね。

増加率にするとこうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
増加率(2020→2021)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
■新規顧客数
407→
757(85.9%アップ)

■累計顧客数
522→
1289(146.9%アップ)

■広告費
886,464円→
5,802,827円(554.6%アップ)

■LTV
21,721円→
27,269円(25.5%アップ)
ーーーーーーーーーーーーーーーー

ちなみに、売上の数字は言いませんが、
2019年と比べて2020年は
ざっくりと1000万円以上増えました。

つまり、広告費は500万くらい増えても、
きちんとリターンがあった、と。

とは言え、前にもシェアした通り、
無駄な広告費も使ってしまったので、
よりリターンが効率的に出るように
仕組みの調整を2021年は進めます。

あとLTVも6,000円くらい増えましたが、
これはシンプルに言うとリピート率が
前年よりも上がったってことです。

新規顧客数が増えて
リピート率が上がれば
自然と売上も増えますよね。

とまあ、こんな感じで2020年は
着地を迎えることになりました。

で、来年は、

ーーーーーーーー
新規1000名
累計2000名
広告費800万円
LTV30,000円
ーーーーーーーー

を目標数値にしながら
淡々とやっていこうと思います。

…で、ここからが今日の本題です。

正直、僕の数字を知ったところで
好奇心は満たされるかもですが、
ビジネスの参考になりました?

たぶん、参考になってないですよね。

不思議なことに多くの人が、
“他人の数字”を知りたがります。

きっとそこを基準値にしたいって
狙いがあるんだと思います。

けど、最初にも言った通りで、

・業種
・業態
・単価
・などなど、、、

と複数要素があってのビジネスなので、
他の人の数字ってあんまり
意味がないんですよね。

例えば、不動産とかM&Aとかなら、
一回の取引で数千万円から
数億円の売上になるわけですよね。

つまり、単純な比較はできない、と。

なので、人の数字と比べるのではなく、
重要なのは過去の自分と今の自分を
比較するってことだと思います。

シンプルに過去よりも今が
より良い数字になっているのなら、
成果も増えているってことですしね。

なので、まずは今年の成果について
“事実・数字”ベースで確認をする。

その上で、来年はよりよくなるように
何をするべきなのかを考える。

ぜひ、やってみてください。

(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・表参道の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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