中村です。
ご覧の通り、今日はメールの最初に
トラとビールとゾウの写真を貼りました。
これは昨日まで行ってきた
プーケットでの写真です。
なんだか遊んでばっかな感じですが、
実際には、9月以降にやるべきことを
きっちりとまとめることもできたので、
仕事への意欲もめちゃ上がってます。
で、今回の休暇はシンガポール経由で
タイのプーケットに行ったんですが、、、
実はシンガポールに着いた段階で、
・クレジットカード3枚
・家の鍵
・スイカ(交通カード)
が入ったケースを失くしてしまって、
持ち合わせていた現金だけで
行動をしなくちゃいけなくなりました…。
うーん、海外でカードがなくて
金も追加で引き出せない状況って
なかなかに焦りますよね。
実際、どうやって過ごそうかな〜…
なんて不安な気持ちになりながら、
シンガポールからタイに向かいました。
けど、終わってみたら
まったくなんの問題もなく、
昨日、無事に日本に帰国しました。
それができた要因は2つ。
・事前決済でほぼ支払いは終わってた
・旅行プランを柔軟に変更した
という2点でした。
例えば、空港からホテルの往復は
すでに送迎を手配していましたし、
写真にある「トラとゾウ」に関しても
日本で決済は済ましていました。
なので、追加で大きな出費もなく、
ある程度は旅程通りに行動できたんですね。
それに詰め込みまくりの旅行じゃなく、
全部は予定を固めないで
自由度が高い状態で行っていたので、
使うお金の量もコントロールしながら
無理なく過ごすことができました。
もし、事前決済を済ましてなかったり、
動き方が変えられない状態だったら、
もっと焦っていたし
「できなかった事」に意識が向いて、
楽しめなかったと思うんですよね。
これってビジネスも同じだと思います。
例えば、行き当たりばったりに
マーケティング活動を進めていると、
何かしらの問題が起こる度に
それをその都度対処することになります。
でも、先に全体像を見渡しておけば、
予め予見できる問題は先に潰せるし、
回避することだってできるわけですね。
逆に全体像が見えていないままだったら、
せっかく時間もお金も使ってきたのに、
途中で諦めなきゃいけない可能性も
十分に出てくるわけです。
しかも、さらに悪いことに、
人間は「損した事」に対しての
執着がめちゃくちゃ強いので、
失敗の経験は根深くマインドに
残ってしまいます。
そしたら、次の行動を起こすのに、
悪い影響が出てきますよね。
実際、このメールを読んでるあなたも
経験として何かしらに取り組んだけど、
成果に辿り着く前に障害があって
そこで終わった経験ってないですか?
で、さらに言えば、全体像を見ることなく、
問題にぶつかってしまった時に、
第2、第3のプランを持っていなければ、
方向転換すらできません。
そういう意味で、今回の休暇では、
・これから取り組むことの全体像
・ダメだった時の方向転換先
を踏まえて今後のビジネスプランを
練り上げてきました。
もちろん、何か1つのノウハウに
没頭する集中力とか熱意って
めちゃくちゃ重要です。
ほとんどの人はそれもなくて、
集中力が切れて終わっちゃうので。
でも、周りが見えなくなるほど
没頭をしてしまうと、
取り返しがつかないダメージを
受けることにもなりかねません。
だから、重要なのは、
『バランス感覚』なのかな、と。
マーケティング活動は根性論のような、
「気合」だけではままなりません。
でも、数字だけじゃ語れない
「パッション」の不思議な作用にも
かなり影響を受けてしまいます。
全体像を見渡す冷静な目と
集中して取り組む熱意の両輪で
しっかりきっちり淡々と
やるべきことをやっていきましょう。
オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)