オンラインサロンをまだやっちゃいけない3つの理由

中村です。

昨年も多くいただいていた質問が
また今年も届きました。

それが『オンラインサロン』について。

今回いただいた質問は

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多くの人がオンラインサロンを
勧めていますが、
中村さんはオンラインサロンについて
どうお考えでしょうか?

コツや注意点などがあれば
お伺いしたいです。
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というものでした。

で、今回は昨年話をしたものも含めて
僕がオンラインサロンについて
考えていることについて
『3つの視点』から話をしました。

こちらの動画で確認してください。
https://youtu.be/5bF8a_y4_No

個人的にオンラインサロンは、
初心者はまだ手を出さない方が
良いと思っています。

というのも、
オンラインサロンをする時には、

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1.収益性の問題
2.集客の問題
3.コンテンツ提供の問題
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をクリアする必要があるからです。

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1.収益性の問題
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まずオンラインサロン形式のものは、
シンプルに売上を作りにくいです。

というのも、月額課金制のサービスは
基本的に数千円から1万円くらいの
料金に設定されますよね。

じゃあ、仮に月100万円が欲しい場合、
どれくらいの参加者が必要でしょうか?

例えば、月額1,000円なら1000人。
例えば、月額5,000円なら200人。
例えば、月額10,000円なら100人。

まあ、普通に考えて
これからオンライン化をするとか、
コンテンツ商品を作ったことない人が
いきなり100名は集められないですよね。

「毎月、安定した収益が」とか
オンラインサロンの作り方を
売っている人は言いがちですが、
現実的ではないわけです。

数千円、数万円の売上で満足なら
それでも良いんですけどね。

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2.集客の問題
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オンラインサロンだけではなくて、
全ての月額課金制のビジネスは
常に集客をし続ける必要があります。

というのも、
あなたも経験があると思いますが、
「みんないつか辞めていく」んです。

つまり、集客をし続けない限りは、
参加者数は目減りし続けるわけです。

だから、毎月の減る数よりも
増える数が上回っていない限り、
毎月の収益も落ちていくわけです。

ただ、ほとんどの人は
集客をし続けることができません。

常に見込み客が集まる仕組み、
セールスをし続ける仕組み、
様々な角度から売るオファー作り、
離脱率を下げるための取り組み、、、

こういったことができない限りは
長く続く、かつ拡大していくことは
できないわけですね。

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3.コンテンツ提供の問題
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このメルマガを読んでいる人は、
基本的に何かしらの専門性を持って
他人を支援する仕事をしています。

あなたもそうじゃないですか?

僕もマーケティング系の領域の
知識やスキルをあなたに提供して
その対価をいただいています。

で、こういうノウハウ系スキル系の
ビジネスをしている場合には、
月額でコンテンツを提供するには
結構、限界があったりします。

例えば、毎月マーケティング系の
セミナーや動画を提供する
オンラインサロンを作ったとします。

これ、どっかで提供するノウハウは
枯渇していくんですよね。

仮に株式のチャート解説とか
常に変化するものが提供物の場合は
その限りじゃありません。

でも、そうじゃない場合、
「アウトプット<インプット」の
図式を維持し続ける必要がある、と。

…とまあ、こんな感じで
オンラインサロンをやる上で
考えなきゃいけないことは多いです。

にも関わらず、その響きからか
簡単に思ってる人が多いんですよね。

でも、実際には立ち上げるのも
継続するのも難易度は高いんです。

もちろん、オンラインサロンが
悪いって話はしていません。

今日、話をした3つの要素を
クリアした上でやるのであれば、
何の問題もないと思います。

参考になれば幸いです。

(株)オフィスNJ代表
中村純

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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