持つべき基準値は最低辺で…
中村です。
2021年が始まって半月ですが、
今年もコンサルやらなにやらで
お客さんの話を聞く機会が
これまで通りに増えてきました。
その中で何人かに同じ話を
させていただいたことがあるので、
今日はそれをシェアしますね。
まず、超大切な前提として、
コピーライティングの世界には、
『3つのNot』という
あまりにも有名な話があります。
これは、、、
Not Read(読まない)
Not Believe(信じない)
Not Act(行動しない)
って3つのことを指してます。
ちなみに、メルマガとかになると、
Not Open(開封しない)が
含まれるときもあります。
まあ何が言いたいかというと、
見込み客は僕たちが思ってるよりも
思い通りには動かないってことです。
だから、、、
読まれないって前提で書く。
信じてくれない前提で書く。
行動してくれない前提で書く。
ということが必要だ、と。
で、これってコピーだけじゃなくて、
僕たちがやること全てにおいて
このレベルの期待を持って
色々と用意をするべきなんですね。
例えば、、、
・セールスレターに掲載している
動画で話をしてるから
テキスト化しなくても大丈夫。
・事前のメールで書いたことだから、
繰り返し伝えたらしつこくなる。
・期限は伝えてあるから
リマインドメールは少なくて大丈夫。
…みたいなことって言うのは、
その前提からすると間違いなわけです。
動画なんてほとんどの人が見ないから、
ちゃんとテキスト化もしてあげる。
事前のメールなんて覚えてないから
大切なことは何度も書く。
期限はすぐ忘れるし全部読まないから、
期限前に何通もリマインドを送る。
もちろん、熱心に毎回のメールを読み、
注意を払ってくれる人だっています。
でも、それは極々少数の一握りの人。
で、そこを基準に考えてしまったら、
それ以外の人に対してアプローチが
できてないってことになります。
僕たちが相手に対して持つべき期待は、
最底辺を基準にするべきです。
誰も自分の発信なんて見ていない、
誰も自分のメッセージを覚えてない、
誰も自分のコンテンツに興味がない。
それくらいの気持ちで取り組むことで
初めて相手に伝わるものになります。
あ、ちなみに期待って言うのは、
「相手が持っている可能性」の
話ではないですよ。
教育者、コンサル、支援者、
コンテンツ提供者としては、
相手の可能性を信じる必要があります。
ただ、自分に都合が良いように
相手が動いてると思ってしまうと、
マーケティングは失敗するって話です。
(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・表参道の自宅から)
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