「お得!」を引き出す“価格の心理トリック”

中村です。

昨日公開したこちらのnoteですが、
ご好評をいただけているみたいです。


==================
集客に必須!
売れる文章,11のチェックリスト:
https://note.com/office_nj/n/n46acddac4d63==================

まだチェックしていない方は、
ぜひ、読んでみてください。

で、せっかく昨日、コピーの話を
noteに書いたところだったので、
今日もコピーライティング周りの
話をしようかなと思います。

で、今日のテーマは
『お得に見える価格の表記方法』です。

まず、思い返してみて欲しいんですが、、、

例えば、あなたが見てきた商品価格って
ほとんどの場合が、、、

「○万9,800円」
「○万9700円」

みたいな中途半端な数字で
設定されてることが多くなかったですか?

で、ネットでの商品だけじゃなくて、
スーパーとかで売っている商品も
中途半端な数字になってますよね。

じゃあ、なんでこんな感じで
中途半端な値段に設定するのか?

結論を言うと、980円、9,800円とかの
中途半端な価格は『端数価格』と言って、
お得感を感じてもらう値決めの手法です。

例えば、、、、

・1,000,000円
・998,000円

この2つが並んでいたら、
絶対998,000円の方が
めちゃ安い!って感じますよね?

けど、実際にはたったの2千円しか
2つの値段に差はないんです。

つまり、端数価格を使うことで、
値段にお得感を感じてもらえるので、
購入へのハードルをグッと
下げることができるというわけです。

で、ここまではよくある話なんですが、
この話を聞いて、、、

「じゃあ、1,000,000円とかの
切りがいい数字は使わない方が
良いってことですね!」

とだけ思ってしまうと、
ちょっともったいないんです。

さっきの端数価格はお得に感じさせる、
安く感じさせるという値決め手法ですが、
その逆で端数がないきっちりした数字も
ある印象を与える効果があるんです。

これは『名声価格』と言って、
「高い!」と思わせる効果です。

あと、“名声”と言うだけあって、
高級感を感じさせる効果もあります。

例えば、、、

「100万円のダイヤです!」
「99万8000円のダイヤです!」

って言われたら100万円のダイヤの方が、
なんとなく高級感がありますよね。

で、、、、

「え、高いと思われたらまずくない?」と
思われるかもしれませんが、
この数字を使い分けるのが
今日のコピーのテクニックです。

基本的にセールスを行う際には、
値上げという強力な緊急性をつけて
すぐに購入してもらえるようにします。

簡単に言うと、
『あと3日で早割は終了です。』
とかってやつですね。

これだけで察しがつくかもしれませんが、
使い方を簡単な例で見てみましょう。

==================
この商品の定価は“300,000円”です。

このノウハウが完成するまでに
私が投資した額は2000万円以上なので、
これでもかなり安いと思います。

ですが、今回は第1期ということもあり、
「十分な実績がないのでは?」と
リスクを感じるかもしれません。

そこでそのリスクを背負ってでも、
この講座に参加してくださる、
あなたの様な方のために「早期割引」を
特別に用意いたしました。

早期割引は今日から3日間限定ですが、
その期間中は、定価300,000円のところ…

『249,800円』でご参加いただけます。

繰り返しになりますが、
この早期割引は3日間限定です。

4日後には定価の300,000円での
ご提供となりますので、
今すぐこちらから参加申し込みを
行ってください。
==================

今、適当に書いたコピーですが、
使い方がイメージつきましたかね?

つまり、定価は名声価格を使って
「高い!」とまずは思わせる。

その後の販売価格は端数価格にして、
値下げ額以上のお得感を感じてもらう、
という流れですね。

端数価格が安さを感じさせるのは、
かなり有名な話ですので、
ちょっと踏み込んで名声価格の話を
今日はしてみました。

売れるコピーを書くためにも、
ぜひ、価格の心理トリックを
試してみてください。

(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

PS.
とは言え、これってかなり小手先で
あまり本質的な話ではありません。

売れるコピーを書くために必要なのは、
『顧客理解』ってことだけは、
しっかりと意識してくれたら嬉しいです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

参考になったらシェアしよう!

この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

目次