成果の大小をわける“知識の画素数”

成果の大小をわける“知識の画素数”

中村です。

今日はこのメールを書いたあと、
とある講演会を聞いてきます。

参加するのは僕の仕事にとって中心の
「マーケティング」ではなく、
また違う業界の講演会です。

よくビジネスのブレイクスルーは
異業種の成功事例を学ぶ、真似ることで
起きるってことが言われますよね。

例えば、コーチ・コンサル業界では、
今となってはプロダクトローンチや
ウェビナーと言ったプロモーションは
当たり前に乱立していますよね。

これも元々はアメリカで生まれた
プロダクトローンチを日本に持ち込んだのは、
ネットビジネス業界が先でした。

これをやったのが伊勢さんと
村上さんのコンビだったわけで、
当時、最高記録だった24時間で
5億円以上の受注を記録しています。
(実際に持ち込んだのは仙人さんですが…)

で、その後、コンラボの北野さんが
伊勢さん、村上さんをメンターにして、
ローンチをコーチコンサル業界で
最初にやったわけですね。

そして、その後のブレイクスルーは、
今のご活躍を見ての通りです。

ちなみに、コーチ・コンサル業界から、
今はセラピストとかスピ系の業界の人も
ローンチを活用しています。

つまり、、、

プロダクトローンチだけを見ても、

アメリカ⇒日本のネットビジネス系⇒
コーチ・コンサル⇒セラピスト・スピ系

と異業種やちょっとズラした業界から
取り入れることでブレイクスルーを
たくさん引き起こしているわけです。

で、こんな例はたくさんあって、

・銀行からドライブスルーを取り入れた
アメリカファーストフード業界

・トヨタとディズニーランドを真似て
超人気になった歯科医院

・トヨタ生産方式を元にして
アジャイル開発を生んだ
ソフトウェア業界

みたいな感じのものがあります。

ただ、こうやって事例を持ってきて
“異業種の成功事例を持ち込め!”って
話をするのは簡単なんですよね。

あくまで今成果が出ているものを
後から列挙しているだけなので。

でも、これを実際に自分でやるのって、
めちゃくちゃ難しいですよね。

よく書籍に書かれるレベルの
“異業種事例でブレイク”みたいなのは
僕だってできていないです。

ただ、当然ですけども、
異業種に学ぶことで得られる恩恵は
確実に存在すると思っています。

それが何かと言うと、、、

「より高品質なアウトプットが
できるようになる」

ということです。

説明します。

いきなり話は飛んじゃうんですが、
デジカメとかモニターとか出てくる
「画素数」って言葉を
聞いたことがありますか?

正確には意味が違うんですが、
超簡単に言えば画質の話です。

まず、、、

モニターとか写真が画に見えるのは、
大量の色とりどりの“点”が
集合しているからなんですね。

で、画素数とかって言うのは、
“点”がどれだけの数使われてるか、です。

つまり、

画素数が高い=点が多い=画質が高い

ってことが言えます。
(正確には違いますが。)

で、それがよくわかるのが、
この比較画像です。


※出典引用:https://shashin-isan.asahi.com/column/tips/column-430-2/

で、僕は自分のアウトプットも
この画素数と同じだと思うんです。

例えば、、、

1通のセールスレターを書くという
アウトプットをするとします。

その時に、

■Aの持ってる知識:
・セールスライティングの知識

■Bの持ってる知識:
セールスライティングの知識
心理学の知識
過去の事例
異業種の事例

という2人がいた場合、
どちらのレターの方が高品質に
仕上がる可能性が高いでしょう?

かなり高い確率でBさんの方が
高品質なアウトプットが出そうですよね。

つまり、僕たちは異業種から学ぶことで、

「画素数を増やして高画質な画を書く」

「知識や知見を増やして高品質なアウトプットをする」

という恩恵が得られるわけですね。

参考画像と同じでウェブマーケティングを
表面的に見てしまえば、
みんな同じことをしてる様に見えますよね。

でも、もっと近づいて確認してみると、
同じに見えてまったく別レベルのことを
やっているものです。

そして、それが成果の大小になって
現れてくるわけですね。

というわけで、、、

今日も僕は異業種の話を聞いて、
直接的ではない知識や知見を深めて、
より高品質なアウトプットができる
下地を作ってこようと思ってます。

細かなノウハウも必要ですが、
大きな差を生んでいるのが
“知識の画素数”だとするならば、
あなたは今日からどうやって
あなたの知識の画素数を増やしますか?

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)