“ポジショニング”の呪縛💀

中村です。

無料動画へのコメント欄とか、
アンケートの回答とかを見ると、

「ポジショニングが定まらない」

という質問や悩みが毎月、毎週、
複数件入ってきています。

あなたはどうでしょうか?

というわけで、今日はかなり多く届く
『ポジショニング』についての
僕の見解を話そうと思います。

まず、結論から言ってしまいますと、
多くの人が考えているような
『ポジショニング』を僕は持ってません。

つまり、、、

・○○で××な△△コンサルタント
・○○コーチ

的なものを持ってないってことです。

で、まず1つ目の問題点は、
「○○で××な△△コンサルタント」を
作ることがポジショニングだと
みんな勘違いしているってことです。

これ、ポジショニングじゃなくて、
ただの「肩書き」ですよね。

つまり、ポジショニングを表現してる、
めちゃくちゃ表面的な部分ってこと。

ポジショニングって言うのは、

・業界の競合と被らない領域で
ビジネスを展開する

っていうこと。

例えば、ダイエット業界を

・辛い、辛くない
・安い、高い

の2軸で考えた場合に、

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.辛くて高い:
ライザップなどパーソナル系

2.辛くて安い:
ビリーズブートキャンプなどDVD教材

3.辛くなくて高い:
エステなど施術系

4.辛くなくて安い:
サプリメント・置き換えダイエット系
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

って分布があるわけですよね。
(ちゃんと調べてないですが)

こんな感じで複数の軸を見ていって、
空いている領域を見つけていくのが
ポジショニングってわけですね。

で、さっきも言った通りですけども、
僕は肩書きとしてのポジショニングは
なんにも持っていません。

けど、本来的な意味の競合との比較での
ポジショニングは持っています。

まだ今はそれを広めていく段階ですが…。

で、ほとんどの人は肩書きをいじって
集客が変わると思っているわけですが、
実際には、ただ肩書きが変わっても、
集客に影響はほとんどありません。

これが1つ目の問題点であり、
2つ目の問題点に繋がる部分です。

その2つ目の問題点は、
ちょっと厳しい言い方になりますが、
「ポジショニングを言い訳に使ってる」
ということです。

実際、届く質問の意図を読むと、、、

ーーーーーーーーーーーーーー
・ポジショニング(肩書き)が
できないから集客できない

・ポジショニング(肩書き)が
決まらないから動けない
ーーーーーーーーーーーーーー

ってことを言ってるわけですね。

でも、さっきも言った通りで、
僕は肩書きを何も持っていません。

でも、毎日マーケティング活動はするし、
セールス活動だってやることができます。

それはまさに「肩書き」なんて、
問題ではないってことですよね。

でも、ここで疑問として残るのは、

「肩書きがハマった人が集客が
急にできる様になる」

って事実は何なのか?ということ。

事実として、肩書きがハマれば、
集客ができるようになることはあります。

その理由は「ポジショニングの威力」で
集客ができるようになるわけじゃなく、、、

=================
魅力が相手に伝わるから集客できる
=================

ようになるんですね。

競合と比べてどうとかじゃなくて、
「この人は自分に利益を与えてくれる」
というのが肩書きから伝わるから
集客ができるようになるわけです。

つまり、逆説的に言ってみれば、
「魅力が伝わらないから集客できない」
状況の人が多いってことですね。

実際、今回の募集を行っている
個別コンサルの事前アンケートでは、
ビジネスの内容を僕が把握するために、
ウェブサイトのURLもいただいています。

で、そのサイトを見にいってみると、
やっぱり魅力が伝わらないわけですね。

これ、ポジショニング云々のじゃなく、
「コピーライティング」の話です。

実際、あなたもそうだと思いますが、
誰かのサービスや商品を買うときって
「肩書き」で決めてますか?

「○○コーチ?お願いしたい!」って
なりますかね?

そうじゃなくて、商品内容を見て、
それが役に立ちそうだと感じた時に
購入を検討しませんかね?

だから、そもそも肩書きを作らないと
集客・行動ができないってロジックは、
完全に破綻しているわけですね。

そう、つまり「肩書き作り」で
足を止めてしまっていますけども、
必要なのは肩書きを作ることじゃなく、
『魅力を伝える』ってことです。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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