[NEWS]コーチ向けの新サービスが出ました。

[NEWS]コーチ向けの新サービスが出ました。

中村です。

今日はコーチングをしてる人は、
ちょっと注目しといた方が良いかもって
新しいサービスを見つけました。

それがこれです。

=================
mento| パーソナル・コーチングサービス
https://mento.jp/
=================

覗いてみて貰えればわかるんですが、
これはユーザーとコーチを結びつける
プラットフォームサービスです。

コーチングを受けたいユーザーは、
最初にコーチングを受ける動機とか
セッションへの希望などを入力します。

で、その入力した内容をもとにして、
適したコーチを提案されるので、
そこから選んでセッションを受けるって
流れになっています。

コーチ側はメントを提供する会社の
代表の方に直接Facebookで
登録希望のメッセージを送ることで
登録審査を受けられるみたいです。

まだ始まったばかりのサービスなので、
審査方法は変わるかもですね。

で、このサービスなんですけども、
個人的に今後の見どころとしては、
「市場が広がる可能性」の部分に
注目しています。

業界の中にいると忘れがちですが、
コーチングはまだまだ日本においては、
市民権を得てる職業じゃありません。

つまり、まだ一般的な人からすれば、
「コーチングってなに?スポーツ?」
レベルのものだってことですね。

実際、ちょっと前に話をしたんですが、
僕の普通の友達はコーチングの
存在すら知りませんでした。

で、このメントってサービスですが、
そもそもコーチングを受けたい人が
居ないと成り立たないですよね。

なので、サービスを広めるためには、
「コーチング」自体を世の中に
浸透させる必要があるってことです。

だから、きっと今後はCMだったり、
プレスリリースだったりを使って、
「コーチング」を広めるフェーズに
入っていくと思っています。

ちなみに、この会社は、
4000万円を調達したらしいので、
広報活動に使う資金もあります。

で、こうやって世の中に対して、
コーチングの認知が広げていけば、
市場は大きくなっていきますよね。

さらに言えば、、、

増税・五輪特需の終了で経済が
悪化していくのが今後の流れなので、

・キャリアアップ
・独立、起業、副業

あたりのニーズは高まると思います。

今で言えば「働き改革」によって
パフォーマンス改善とかの領域が
盛り上がっているのとおんなじで、
コーチング業界にとっては
かなりの追い風になります。

なので、このサービスの発信には
注意をしておくと、

=================
コーチングを受けたい人が集まる場所
=================

が特定できるかもしれません。

ウェブ集客の基本は、
“すでに人が集まっている場所”を
特定して攻略することですので、
ぜひ、意識してみてください。

ただ、、、

そうは言ってもこのサービスに
全乗っかりでコーチングビジネスを
作るっていうのはオススメしません。

というのも、これは今日だか昨日に
発表されたばかりの新サービスです。

なので、コーチング市場を
一般に作るのにも時間がかかるし、
うまくいかないでサービスを終了する
可能性だってあるわけですね。

それだけじゃなくて、
受け取れるフィーの問題もあります。

これは登録後にユーザー向けに
表示されるアンケートの画面を
スクショしたものです。

見ていただくとわかりますけども、
1番高いランクのコーチに頼んでも、
『1回 3〜4万円前後』の料金で
コーチングを受けられるんですね。

これを登録コーチの視点からみたら、
この金額が全部受け取れるんじゃなく、
手数料とか引かれた金額が
報酬として受け取れるわけですね。

そこで利益を取るのが
プラットフォームビジネスですので。

それに自分からはセールスできず、
マッチングを待つスタイルですので、
積極的に顧客獲得もできません。

もちろん、何もしないでいても
クライアントが目の前に来るとか、
セッション以外なにもしないで良いのは、
人によっては魅力かもしれません。

ただ、、、

さっきも言った通りで
プラットフォーム自体が終了すれば、
手元に資産として残るものはなくて、
また0から集客のやり直しになります。

これまでの歴史の中で、

・アメブロを始めとした
 ビジネス系ブログの大量削除

・SNSのビジネス利用アカウントの
 大量削除

っていうのはすでに起こっていて、
その度に、生命線を絶たれてしまう
起業家が大量に発生しています。

過去の出来事から学ぶのならば、
やはり「プラットフォーム依存」は
めちゃくちゃ危険なやり方です。

もちろん、こういったサービスを
使っちゃいけないってわけじゃなく、
「コントロールを握る」ということを
全部、放棄しちゃダメってことです。

そして、僕は自分自身のビジネスの
「コントロールを握る方法」を
これからも伝えていこうと思ってます。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)