[反復レバレッジ]“フォーム”を作ろう

[反復レバレッジ]“フォーム”を作ろう

中村です。

今日のメールはいつもの家でなく、
渋谷のカフェで書いています。

このカフェはセンター街にあって、
外はめちゃくちゃ騒がしいです。

でも、この店は地下にあるし、
ちょっとわかりにくいところなので、
店の中自体は騒がしくありません。

あんまり静かすぎても集中できないので、
丁度いい感じの雑音です。

しかも、店舗面積の割に席数が少なくて、
席同士の距離がゆったりとしているので、
仕事をするのにもってこいなんですね。

もちろん、Wi-Fiも完備しているし、
電源も使えるのでいつも気づいたら、
何時間と過ごしています。

いつもは仕事は家でするんですが、
気分転換に外で仕事をする時には、
決まってこのカフェで仕事してます。

それはなぜかって言うと、
僕にとってここに来ることが、
“仕事モード”に入る儀式だからです。

なので、このカフェに来てしまえば、
自然と集中力が増して仕事が進みます。

で、これは“環境”の話なんですけども、
他にも一般的に“ルーティン”って
言われている行動面の話もあります。

例えば、、、

一時期“カンチョーポーズ”で賑わった、
ラグビー元日本代表の五郎丸選手のそれも、
ボールを蹴る前に集中するための
ルーティンでしたよね。

つまり、毎回同じ行動を取ることで、
「ある行動を取るとこうなる」ってのを
自分の中に作るわけですね。

ちなみに、ブームのちょっと後、
五郎丸選手が海外挑戦をした時に
あのルーティンを崩したことで、
キックの成功率がめちゃ下がったって
テレビでやっていました。

で、同じく僕も家で仕事をする時には、

==================
ハミガキしてシャワー浴びる

コーヒーを用意する
==================

というルーティンを持っています。

つまり、僕にとって仕事をする時には、

・落ち着けるカフェに行く
・シャワー浴びてコーヒを飲む

っていう集中するための
「環境面・行動面」という
2つを持ってるわけですね。

そして、この2つを守っていれば、
毎回、安定した集中状態に入って
仕事をできるようになります。

こういったことをひっくるめて、
僕は“フォーム”って呼んでます。

フォームって言うのは、
一般的に使われている
『姿勢』って意味と同じ。

走るフォーム、打撃フォームって
言葉と同じ使い方ですね。

で、スポーツの世界でフォームは、
めちゃくちゃ重要視されています。

例えば、野球であれば打撃とか投球の
フォームが崩れただけで成績が落ちて、
調子を取り戻すのに時間がかかります。

中には本来のフォームが取り戻せないまま
引退してしまう選手だっているほど。

他にも、速く走るためには、
腕を振るとか胸を張るとか、
基本となるフォームがあります。

そして、このフォームを守ることで、
安定した力を発揮できるわけですね。

ちなみに、スポーツ選手それぞれが
違うフォームなのと同じで、
僕たちが集中できる条件も
それぞれ異なります。

だから、“自分自身のフォーム”を
見つけることが必要です。

で、話を僕たちのところに戻すと…

だいたいの仕事がそうだと思いますが、
基本的には”繰り返し”が多いですよね。

僕で言えば、、、

・メールを書く
・レターを書く
・コンテンツを作る

といった仕事っていうのは、
中身こそ違えどやるべきことは同じで、
何度でも繰り返すことです。

つまり、僕たちはこの繰り返しの中で、
『いかにそれを効率化するか?』が
めちゃくちゃ大事なわけですね。

毎日の繰り返し作業が効率化されたら、
それだけ年間で浮く時間や労力は、
かなり大きくなりますし。

で、今日、話をしている
“フォーム”を作るっていうのも、
この効率化の話なんですよね。

例えば、毎回集中に入る方法が
定まっていない場合であれば、

・ある日はすぐ集中できる
・ある日はいつまでも集中できない

なんてことが起きてしまいます。

でも、集中状態に入る方法があれば、
毎回の動作が安定するわけです。

で、結果として仕事のパフォーマンスや
得られる成果も安定していく、と。

ちなみに、成果が出ている人ほど、
仕事は“繰り返し”になっていきます。

それは、成果が出るポイントを整理して、
何をやれば良いかわかっているから。

逆に、毎日の反復作業がない場合には、
なにかが間違っている可能性が高いです。

そして、その反復作業を効率化したり、
高クオリティ化していくことが、
成果を大きくしていく秘訣です。

めっちゃ地味な話になりますけど、
あなたも経験してきている通り、
仕事(ビジネス)ってそんなもんですよね。

それは起業家であっても会社員であっても、
変わらないことだと思います。

だからこそ、反復作業に対して
レバレッジをかけていくことが、
めちゃくちゃ重要なわけですね。

ぜひ、“フォームを作る”ってことを
意識してみてください。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・渋谷のカフェから)