中村です。
土曜日に「簡単に売上を増やす方法」を
紹介させていただきました。
⇒ https://office-nj.com/20190330/
この方法の結論を言うと、
『クレジットカード決済を導入する』
っていう方法です。
これはペイメントオプションという
オファーの作り方なのですが、
可能な限り支払い方法は豊富に用意して、
望んだ方法で決済をしてもらうのが
成約率を高めるコツなんですね。
で、まずカード決済を導入してないなら、
まずは導入するだけでも効果があります。
その上で、今日はさらに
次のステージの話になります。
それが『スムーズに決済が完了する』
カード決済の仕組みを持つってことです。
カード決済の仕組みを個人が持つ、
という話になると、第一候補は
『PayPal(ペイパル)』だと思います。
もちろん簡単に導入ができるし、
個人で使う分にはかなり便利です。
でも、個人的にはPayPalを使うのは、
あんまり推奨したくありません。
というのも、PayPalは
『スムーズに決済が完了する』という
条件を満たさないからなんですね。
実際、僕が開催しているコミュニティで
決済システムの話を聞いてみたら、、、
「カード決済を選択したお客さんには
ストレスなくその場でサクッと
支払いを完了してもらいたいです。」
「私も消費者として
ペイパル登録するまでに、
もう買うの辞めようとかと
思ったことがあります。」
「私も◯◯さん同様、消費者として
ペイパル登録するのが面倒で、
もう買うの辞めようとかと
思ったことがあります」
と、回答をくれた4人中3人が
PayPalに「めんどくさい」って
イメージを持たれていました。
もしかしたら、あなたも同じ様な
経験があるんじゃないでしょうか?
これについては前職で調べたんですが、
PayPalを使った場合、約30%の人が
決済ページまでに進んだのに
購入をしなかったことがわかってます。
こうやって途中で購入を辞めることを
『カゴ落ち』って言うんですが、
カゴ落ち率が30%もあるってことは
売上的にかなりの金額を
逃しているってことになりますよね。
逆にこの数字が10%でも下がれば、
かなり売上は底上げされます。
だから、僕はPayPalをあんまり
推奨したくないんですね。
で、このカゴ落ちが起きる原因は、
調査によって色々と判明してるんですが、
僕たちのビジネスに関連するのは、
・会員登録するのが手間だった
・購入までプロセスが長すぎる
・トータルコストが高かった
といったあたりですかね。
※参考:https://www.xdata.jp/blogs/cartdrop/rate.html
トータルコストが高いってのは、
基本的には薄利多売を目指してないので、
価値を感じる少数の人が買ってくれたら
ビジネス的には関係ありません。
でも、価値を感じてくれているのに、
・会員登録が必須
・購入まで長過ぎる
って理由で購入されていないなら、
これはもったいないですよね。
2回連続で“今ある売上”を
底上げする方法をお伝えしました。
ただ注意が必要なのが、、、
決済システムを整えたとしても、
今オンラインで売上が出ていないなら、
まったく効果はない話です。
こういったテクニカルな話は
簡単に売上に影響する一方で、
かなり限定的な手法になります。
まずは王道でマジメな方法で
ビジネスの基礎を作りあげる。
テクニックの話に飛びつくのは、
その後じゃなくては時間も
労力もムダになっちゃいますので
注意してください。
オフィスNJ
中村純
(東京・下北沢の自宅から)