[集客のコツ]朝9時開店の美容室

中村です。

先日、新しいコンテンツ動画を撮ったら、
思っていたよりも髪が伸びていたので、
昨日、朝一で散髪に行ってきました。

行った美容室はいつも僕が行くところ。

有名でもなんでもないんだけれども、
とにかくカットが手早いのが嬉しくて
去年からずっとそこに行ってます。

で、普段だったらお昼頃とか、
午前中の仕事が終わった位の時間に
散髪に行ってたんですね。

ただ、その時間が予約できなかったので、
「朝9時」に予約をしてみました。

朝9時ってめちゃ早い時間ですよね?

そもそもそんな時間からやってる
美容室なんてあるんだなってくらい。

で、この朝9時から散髪って
けっこう良い感じでした。

髪を切ってさっぱりしてからも、
十分に1日を使うことができるので、
仕事も自分の時間も確保ができる。

これは嬉しい。

とは言え、僕の生活リズムって
世の中からしたら異端ですよね。

平日の朝9時ってほとんどの人は、
通勤時間だったりするわけなので、
利用客はいるのかな?なんてことを
やっぱり仕事柄気になるわけです。

なので、髪を切ってもらいながら、
美容師の方に話を聞いてみました。

すると、こんな感じの話を
聞くことができたんですね。

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1.朝早く開店できる理由
==================

そもそも9時開店ができるのは、
経験者しかスタッフに雇わないから。

経験者しかいないから
閉店後のカット講習などがなく、
必然的に帰りが早くなり、
結果的に朝早くから開店ができる。

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2.開店が早くてどんな人が喜ぶのか?
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朝から利用をするのは子供を
保育園や幼稚園に送り届けた後の
お母さんがほとんど。
(僕みたいな客層は珍しい部類)

お母さんたちは朝早く子供を送って、
夕方前には迎えに行くので、
とにかく時間が足りていない。

もし、開店が11時とかであったら、
カットだけで1日の予定が潰れてしまう。

でも、カットを朝一にできれば、
その後も家事をしたりランチに出たり、
時間を確保することができる。

…で、実際、その時僕以外のお客さんは、
確かにお母さんっぽい雰囲気の
女性しかいなかったわけです。

この話を聞いた時に僕は
「なるほど」とも思ったわけですが、
同時に「もったいないなぁ」とも
思ってしまいました。

というのも、こういった事実は、
全部「聞いたから」わかったことです。

つまり、ホットペッパーとかの
集客媒体には書かれてなかったんです。

僕たちは何でもそうなんですけども、
「言ってくれなきゃわからない」わけです。

エスパーでもなんでもないわけなので、
言ってくれなきゃ伝わらない。

だからこそ、その前提に立って、
僕たちは自分たちのサービスの売りや
誰に役立つものなのかをはっきりと
明記していく必要があるわけです。

例えば、例に出した美容室も、
もしかしたら“ママ向けメッセージ”を
前面に出していくことができれば、
集客数が増えるかもしれません。

さらに言えば、朝9時開店自体が
参入障壁が多少はありそうなので、
リピートも生みやすいかもしれません。

そして、この教訓は僕たち自身も
自分のビジネスに生かすことができます。

あなたはあなたのサービスが、、、

・誰に喜ばれているものなのか?
・なぜそのサービスを提供できるのか?

ということを伝えられていますか?

繰り返しになりますけども、
「言ってくれなきゃわからない」のが
僕たち人間です。

今日の話が参考になれば幸いです。

(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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