「3行メモ」の威力

中村です。

僕は町中で見たこととか体験したことで、
「面白いな」とか「誰かに教えたいな」と
感じたことは全て携帯でメモをしています。

そして、そのメモ書きは最終的に
メルマガのネタに変わったり、
新しい商品企画のヒントになったり、
色々なところに生かされていきます。

で、今日はそんな過去のメモ書きを
遡って読み返していました。

そこに書いてあったのは、例えば、、、

===============
楽楽精算
ユニクロのセルフレジ
生産性のある仕事にフォーカス
===============

という3行のメモがありました。

この3行のメモ書きの意味について、
簡単に説明しますね。

とある日、僕はタクシーで
移動をしました。

で、最近のタクシーって車内に
タブレットが備え付けられていて、
そこにCMが流れているんですね。

このCMを流すって言うアイディア自体も
時間と空間のデットスペースを活かす、
かなり良い例ですよね。

それで、そのCMで流れてきたのが、
最初のメモの『楽楽精算』でした。

これは会社の精算業務をツール化して、
効率的にやっちゃいましょう、という
商品なんですね。

で、僕は当時初めて見た商品だったので、
何の気なしに「とりあえず…」と
携帯にメモを残したんです。

それでちょっと時間が過ぎて、
僕は下北沢に帰ってきてから
ユニクロに行きました。

無地のTシャツが欲しかったので、
ササッと目についたものを選んで
レジに進んでみると、、、

2つ目のメモにある『セルフレジ』が
あったんですね。

これまでのセルフレジのイメージは、
店員さんがやるバーコードの読み取りを
お客さんが変わりにやるような感じ。

だから、かえって時間がかかったり、
セルフレジの方が混んでしまうなんて
不思議な現象を見てきました。

でも、このレジは違うんですよ。

決められた台の上に欲しい服を
ボンと雑に置いただけなのに、
“一瞬”で商品名と商品点数が
横のモニターに出てくるんです。

あとは案内にしたがって、
カードで決済をしたらおしまい。

たぶん、ものの1分もかからずに
会計が終わったと思います。

圧倒的な快適さだったので、
これもメモに書き残しました。

じゃあ、最後のメモはと言うと、
実はこれは体験とかではなくて、
僕がこの2つの出来事から得られた
気づきを書き残したものです。

経費精算という利益を生まない
守りの業務は効率化して時間をかけない。

セルフレジを導入することで、
スピーディにお客さんを回して、
他業務に人の労力をかける。

そんな意図を感じたので、
『生産性のある仕事にフォーカス』
というメモが生まれたわけですね。

ただ面白いことだったり体験を
書き残しているだけでは、
実はあんまり意味がないと思います。

重要なのはその体験を通して
「自分がなにを感じたのか?」
って部分だと思うんですね。

そして、その気づきを今日の様に
メルマガに書き起こすことで、
新しい記事のネタになるわけですね。

他にも音声とか動画にして
価値提供に使ったりもできます。

メルマガとかブログとかSNSでの
情報発信をし始めると必ずぶつかるのが、
『ネタ切れ』という問題です。

でも、毎日、意識的に体験したことを
メモとかにストックをしていけば、
実はネタなんてたくさんあります。

情報発信を継続するためには、
こういった毎日の小さな取り組みを
コツコツと続けるのが重要なんですね。

ぜひ、1日の終りとかに、
今日の出来事を簡単に書き出して、
得られた気づきを書き残してください。

これだけで情報発信の継続の
難易度がグッと下がりますよ。

あなたは今日、どんな体験をして、
どんな気づきを得られましたか?

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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