中村です。
「おめでとうございます、
あなたの楽曲が購入されました!」
1年前の今日のことなんですが、
僕にこんなメールが届きました。
僕は昔バンドをやってまして、
そのバンドが解散した後、
1人で曲を作ってた時期があるんですね。
で、その曲を楽曲販売サイトに
登録をしていたんですが、
それが売れたみたいなんです。
確か、このサイトに登録したのって、
2012年だった気がするので、
だいたい6年間が経っています。
でも、楽曲が売れたのは2016年と、
去年の計2回だけなので、
総売上は648円。
これじゃ生活できませんね…笑
ただ、当時の僕は、、、
「このサイトを使えば稼げるじゃん!」
って甘い考えだったと思うんです。
でも実際は数年経っても648円しか
稼ぐことはできませんでした。
これ、当時の僕のバカな勘違いって
話だけじゃなくって、
今のビジネスでも同じことが
言えると思うんです。
例えば、今は便利な世の中なので、
・簡単に販売ページが作れる
・簡単に決済フォームが作れる
といった感じのツールがあるので、
誰でも販売者にすぐなれます。
でも、、、、
販売ページや決済スキームを持てるのと、
『売上が立つ』って言うのは、
まったく別の話なんですよね。
つまり、ツールはただの便利な
道具ってだけということです。
けっして、そのツール自体が
代わりに稼いでくれるって
話ではないってことですね。
なので、数年前の僕が、
「このサイトを使えば稼げるじゃん!」
なんて思っていたのと同じ様に、
「このツールを使えば稼げる!」
と信じ込んでいると、数年経っても、
全然稼げないってことになります。
僕が最初にマーケティング系で入った
会社(情報系)にいた時には、
「稼げまっせ、儲かりまっせ」的な情報に
振り回されてノウハウコレクターに
なってる方をよく見ていました。
その方たちに共通してるのが、
“ツールが稼いでくれる”っていう
思い込みだったように思います。
つまり、スキルには投資せずに、
「稼げるツール」「儲け話」に
簡単に飛びついていたわけです。
あなたは大丈夫だと思いますが、
ツール自体じゃなくて、
“どう使うか?”にフォーカスして
マーケティングやセールスの活動を
頑張っていきましょう。
オフィスNJ代表
中村純
(東京・新宿のセミナールームから)