中村です。
今日も先日公開した音声に
関連した話をしようと思います。
こちらがその音声。
↓
===============
[音声]軸足の置きどころと視点変化:
https://office-nj.com/prom/sound/20190227-2/
===============
この音声の中で僕は、
「僕たちは自分が見たいように
世界を見ている」
という話をしました。
で、この事が非常にわかりやすい
ある動画を最初に紹介します。
この動画はハーバード大学で行われた
『選択的注意』に関する実験動画です。
ちょっと字幕が見にくいんですが、
この動画では白と黒2つのチームが
入り乱れてボールのパス交換をしています。
ぜひ、白いユニフォームのチームが
何回パスを回しているか
数えながら動画を見てみてください。
↓
■selective attention test:
・
・
・
・
ちゃんと動画を見ましたか?
この続きは体感してから読まないと
マジで意味がないので注意してくださいね。
・
・
・
・
・
・
・
動画を見てどうでしたか?
初見で動画を見たのだったら、
けっこう驚きませんでした?
僕も何年前か忘れましたが、
同様の動画を見た時に
かなり驚いた記憶があります。
そう、僕たちの脳みそには、
『意識を向けたものしか認識しない』
“選択的注意”という機能があります。
逆を言えば、意識が向いているものを
しっかりと認識しているわけです。
だから、パス回しに集中していると
途中から出てくるゴリラには、
全然気が付けないわけですね。
そして、この機能っていうのは、
常に生きている間は働いています。
だから、日々同じ様に生きていても、
人によって得られる情報は
まったく異なってくるわけですね。
例えば、、、、
「この靴欲しいなぁ」って思えば、
街中でその靴とか似た靴を履いてる人が
目につくようになります。
こんな感じで僕たちは自分の意識で
見ている世界をコントロールして
生きているわけですね。
だから、、、
人生つまらんと思ってれば、
「人生がつまらない理由」が集まる。
あの人は何か気に入らないと思えば、
「気に入らない理由」が集まる。
そういう風になっているわけですね。
それが僕たちが見ている世界の正体で、
いわゆる“色メガネ”なわけです。
じゃあ、今、あなたはどんな世界を
自分の目を通して見ていますか?
そして、その世界はあこがれの人や
目標としている人の世界と
どんな風に違うでしょうか?
あなたが見る現実を作っているのが
「あなた自身」であるならば、
現実を変えることができるのも
「あなた自身」です。
今日の話が参考になれば幸いです。
オフィスNJ
中村純
(東京・下北沢の自宅から)