『絞れ』の罠

中村です。

この数日でシリーズ物的な感じで、
音声、動画と立て続けに公開しました。

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[音声]軸足の置きどころと視点変化:
https://office-nj.com/prom/sound/20190227-2/
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[動画]肩書とバックエンド:
https://office-nj.com/prom/video/20190228-2/
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で、昨日の動画の中で僕は、
「自分の職業を固定しない」という
考え方をお話しました。

簡単にまとめると、、、

・多くの人は「自分は◯◯屋さん」と
職業を固定して考えている。

・でも、人の悩みは1つではない

・あなたが持っているリソースで
それを解決できるなら提供するべき

という話ですね。

そしたら、この話について、

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「絞れ」の呪縛からの解放でしょうか。
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とコメントを書いてくれた方がいました。

で、ちょっと誤解が生まれてる気がしたので、
今日はその補足をしますね。

まず、マーケティングの勉強をすると、

・自分の専門性
・ターゲット

は絞りましょうって話が出てきます。

これは、自分が何をできる人で
誰に価値を提供できるのかを
明確化していくことで、
メッセージが伝わりやすくなって、
集客がしやすくなるからですね。

だから「絞れ」って話を
みんながしているわけです。

これは正しいと思っていますし、
実際、僕もしっかりと絞って
ターゲットやメッセージを
明確化しています。

そうなると、、、

・職業を固定しない
・専門性やターゲットは絞る

って2つの考え方は
矛盾してる気もしますよね?

実は、ここに多くの人が陥ってる、
『マーケティングの罠』があります。

ちょっと例を出しますね。

例えば、僕が提供するコンテンツには、

・リストビルディングの方法
・オンライン教材の作り方

という2つのものがあります。

これって枠組みだけで考えれば、
『オンラインマーケティング』の
範囲に両方が入っていますよね。

でも、それぞれのノウハウを欲しい人は、
めちゃくちゃざっくり言ってしまえば、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーー
・リストビルディングの方法
⇒より多くのリストを獲得したい。

・オンライン教材の作り方
⇒手離れが良い売り物が欲しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

といった感じで、悩んでいる部分が
ぜんぜん違うわけです。

であるならば、
それぞれ違うメッセージで
アピールする必要があるわけですね。

言い換えると、ターゲットや専門性を
『絞って』メッセージを出す必要があるんですね。

つまり、絞れって言うのは、
『目的単位』で絞る必要があるってこと。

例えば、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アドレス登録ページを作るなら、
『来て欲しい見込み客向け』に。

コピーライティング教材を売りたいなら、
『コピーに興味がある人向け』に。

海外にお得に行けるスキームを売るなら、
『海外旅行に興味がある人向け』に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それぞれを絞り込むってことです。

あなたがお客さんの悩みを解決できるなら、
その方法は全部提供するべきです。

でも、それを売るときには、
その悩みを持っている人向けに
メッセージは絞る必要があります。

…ちょっと複雑な話でしたかね?

もし、疑問とか質問があったら、
返信する形でメールを送ってください。

直接の返信は約束できませんが、
またメルマガでお答えしていきますね。

オフィスNJ
中村純
(東京・渋谷のカフェから)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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