疑似継続課金の恩恵(完結編)

中村です。

昨日は動画収録など時間の関係で、
かなり中途半端なメールになりました。

で、簡単に話の流れを整理すると、

「頭でわかってはいたけれども、
体験してみて初めて理解できること」

ってありますよね?って話をしました。

例えば、、、

見込み客リストの重要性は、
ウェブマーケティングの常識ですよね。

で、僕は頭でわかっていたからこそ、
リストを最初から集めたわけですが、
そこから自分自身の収入を得ることで
本当の意味で重要性を理解しました。

そして、それ以外にも理解できたことが、
「継続課金による収入」がビジネスや
精神を楽にしてくれることです。

まあ、これに関しても前職時代から
継続課金のサービスをいくつかやったので、
頭では良さを理解していました。

でも、自分の働き次第で収入が決まる
独立した起業家になった今では、
当時よりも肌身で良さを実感しています。

今、あらゆるサービスのサブスク化が
進んでいっています。
(サブスク=サブスクリプションモデル、
平たく言えば継続課金モデルのこと)

例えば、楽曲。

少し前まで楽曲って言うのは、
CDを買ったりレンタルして楽しむもので、
聴きたい曲があれば“都度”払いでした。

それが今では月額利用料を払っての
聴き放題になっていますよね。

他にも、自動車のサブスクもあれば、
海外ではTGV(新幹線)の乗り放題も
展開されていたりします。

ちなみに、この前行ったサウナでは、
「水素水飲み放題」なんてものもありました。

で、この月額課金モデルを
僕たちが取り入れることの利点は、
「毎月の売上が読める」ことが
1番だと思っています。

例えば、僕みたいなビジネスだと、
オンラインプログラムは買い切り商品です。

つまり、売上を作りたいと思ったら、
メルマガとかで案内をするわけですが、
それはその瞬間だけの売上で終わります。

なので、毎月、定期的に売らないと、
売上が確保できないわけです。

一方で、月額課金モデルであれば、
「会員数×単価」が毎月入ってくるので、

・会員数を増やすことをしなくても
・新たにセールスをしなくても

売上を得ることができるわけですね。

やっぱり起業家は給料日がないので、
毎月の売上をどう作っていくか?は、
どうしても課題になります。

でも、継続課金モデルがあるのなら、
ベースの収入が毎月入ってくるわけで、
精神的にもかなり安心ができます。

ただ、、、

この月額課金モデルって言うのは、
取り入れるのがちょっと難しいんですよね。

例えば、システム利用料であれば、
機能さえ提供していればOKです。

音楽聴き放題であれば、
毎月、他の人が作った楽曲を
配信させてもらうだけでOKです。

でも、僕たちみたいなスキルや経験や
情報を販売している場合はどうでしょう?

例えば、、、

「毎月、集客の方法を解説した
コンテンツを提供しますよ」って
月額課金モデルを作るとします。

これ、ちょっとイメージして欲しいんですが、
「ネタ切れ」しませんか?

そう、僕たちが持っているノウハウや
情報を出し続けるモデルになると、
いずれはネタが枯渇してしまうわけです。

けっこう、このポイントがネックで
月額課金モデルが破綻してしまったり、
挑戦できない人がいるんですよね。

実際、僕も月額課金モデルは、
積極的に採用していきたいですけども、
正直、うまくいきそうなサービスを
思いつくことはできていません。

ただ、月額課金は欲しい。

そこで僕が採用しているのが、
『疑似継続課金』です。

カッコつけた言い方ですけども、
簡単に言えば「分割決済」です…笑

例えば、僕はONJという1年間で行う
コミュニティを運営しています。

で、このコミュニティの参加費は、

・一括:198,000円(税込)
・分割:19,800円(税込)×12回

という設定をしています。

どうでしょうか?

もし、月額19,800円のコミュニティなら
かなり高い印象ですよね。

でも、年間一括払いの金額を見せてから、
分割払いもありますよって見せ方ならば、
月々の負担が減るわけなので、
「良いな」ってなりませんか?

基本的に多くの人は、
未収リスクや眼の前のお金欲しさに
一括払いをしてもらいたがります。

でも、視点を変えてみれば、
分割決済を導入しておくことで、
継続的なベースとなる収入が
作れるようになるわけですね。

実際、僕の現時点で毎月30万円くらい、
この継続収入が作ってくれています。

もし、病気とかになったとしても、
30万円あれば当面の生活は余裕ですし、
かなりの安心感があります。

というわけで、、、

「分割決済」という視点ではなく、
「疑似継続課金」という視点で見れば、
心の安心が得られるよって話でした。

ちなみに、分割決済を導入するのは、
購入のハードルを下げることにも繋がるので、
売れるオファーの基本だったりします。

今日の話が参考になれば幸いです。

(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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