中村です。
細かい話は省きますが、
iOS14のアップデートの影響が
Facebook広告の周辺で色々出ています。
特に影響が顕著なのが、
「広告計測ができてない」問題です。
つまり、実際のアドレス登録数と
広告の管理画面での数字が
合わないって問題です。
例えば、これをみてください。
↓
これはとある広告をかけての
登録数の結果なんですが、、、
広告費¥70,886分を使ったので、
計算すると単価は
「70,886円÷10件=CPA7088円」
というめちゃくちゃ悪い数字に
なってしまっていたんですね。
でも、なんかおかしいな、と
ちゃんと実数を調べてみたら、
こんなことが判明しました。
↓
そう、実際には10件じゃなくて
110件のアドレスが取れてました。
なので、本当はCPA644円という
かなり優秀な数字だったんです。
いやー怖いですね。
もし、この事実に気が付かないで
広告をストップしてしまっていたら、
安く見込み客を集めてくれる経路を
捨てていたことになります。
そしたら、シンプルに売上を
逃していたのと同じなわけですね。
というわけで、今日の話は2つです。
1.Facebook広告をやるのなら
ズレがあるので気をつけろ!
2.真の数字を見て判断しよう!
1つ目はそのままなので良いですね。
コンバージョンAPIの設定はしましたが、
それでもズレはまだあります。
※専門用語がわかんなくてもOK
なので、必ず管理画面だけでなくて、
実数もチェックしてください。
で、もう1つですが、
これって今回はFB広告の話でしたが、
他の部分でも起きる話です。
つまり、自分が認識している数字と
実際の数字が違うってことですね。
ちゃんと数字を確認しないで
「これくらい」って思ってるものが
意外に低い、高いってことはあります。
で、その数字がわかっていないと
正しい改善活動ができません。
実際、僕も危うく成果が出てる広告を
切ってしまうところでした。
でも、実際の数字がわかったことで、
ステップメールの本格的な組み込みを
進めようと方針転換できた、と。
ホント、見かけの数字ではなくて、
本当の数字を確認するのは
めちゃ大事なことだと思います。
参考になれば幸いです。
(株)オフィスNJ代表
中村純
(東京・表参道の自宅から)