集客のキモは因数分解

中村です。

先日、このメルマガで募集を行った
個別コンサルに申し込んでくれた方から
続々と事前アンケートへの回答が
僕の元へ届いています。

で、結論から言えば、
解決したい問題は全て
“集客”に帰結しています。

・○○な状態から集客したい。
・△△をしてるけど集客できない。

大げさではなくて、
これが全ての相談内容です。

ちなみに、僕の読者の方ですので、
「集客=顧客獲得」ではなくて、
その前段の見込み客獲得についての
相談をくれています。

この辺りは、僕のメルマガを
よく読んでくださっているってことを
実感できて嬉しい部分でした。

なので、ここからは、、

「集客=見込み客獲得」

つまり、リスト構築の話だと思って、
話を聞いてください。

で、みんな集客に悩んでるけど、
もちろんそれぞれの悩みは、
1つとして全く同じ状況から
発生してるわけじゃありません。

ある人は広告を使ってみた、
ある人はブログだけやってる、
ある人はSNSを使っている、って感じで、
それぞれの背景は変わるわけです。

じゃあ、背景が違う中で、
これをどう紐解いていって
解決策を見つけるんでしょうか?

それが今日の件名にも使った
『因数分解』なわけですね。

まず、改めて前提を言いますと、
「リスト構築=アドレス登録」です。

つまり、メルマガの登録フォームを
案内して登録をしてもらうってのが、
どんな流れであっても必要なわけです。

そして、その案内を見た中の何人かが、
実際にアドレス登録をしてくれて
メルマガを受け取ってくれるわけですね。

さらに言えば、案内をしたとしても、
全員が案内を見るわけじゃないです。

なので、とどのつまり、、、

=================
案内を受け取る人数
×
案内を見る割合
×
登録する割合

リスト獲得数
=================

となってるわけですね。

そして、リストが集まらない場合、
この数字を作ってる要素のうちどれか、
もしくは複数に問題がある、と。

例えば、、、

・案内を受け取る人数が100人
・案内を見るのが20人
・案内を見て登録するのが2人

という数字だとします。

これを改善するには、
それぞれどうしたら良いでしょうか?

それぞれ見ていきますね。

================
案内を受け取る人数
================

ここの数字に入ってくるのは、

・ブログでリスト取りならば、
毎日のアクセス数

・SNSなのであれば、
フォロワー数

・広告ならリーチ数

となってきます。

であるならば、それぞれ、

・アクセスアップ
・フォロワー獲得
・リーチ数アップ

が課題になるわけですね。

================
案内を見る人数
================

例えば、ブログで集客の場合、
ほとんどの場合は、

・サイドバー
・記事の文末
・記事スペースの下

にリンクやバナーを貼って、
登録ページに案内しますよね。

つまり、ブログにアクセスした人のうち、
どれだけの人がそのリンクやバナーを
クリックしてくれるのか?ってこと。

アクセスはあるのに、
登録ページへ移動されてないなら、
ここの導線が目立ってないとか、
クリックする理由が伝わってないとか、
そういうところに問題があります。

なので、ここでできるのは、

・目立たせる
・誘導をもっと明確にする

とかって対策が出てきます。

================
案内をして登録する人数
================

ここまで誘導ができているのに、
登録が増えない場合には、純粋に
登録ページ(LP)に問題があります。

ここで問題が起きる場合、

・登録ページの内容がリンクを
クリックした時に持った期待と、
違うことが書いてある。

・登録ページの内容に魅力を感じない。

ってのがよくある問題点です。

でも、ここまでアクセスが来る
流れを作れているっていう意味では、
本当にあともう一歩のところです。

================

こうやって1つずつの要素を
検証していくことさえできれば、
改善ポイントも明確になります。

もう一回言いますけども、、、

===========
案内を受け取る人数
×
案内を見る割合
×
登録する割合

リスト獲得数
===========

という公式は変わりません。

そして、登録数が少ないなら、
このどこかの数字が悪いからだし、
それが特定できて改善さえできれば、
リスト獲得数は増えていきます。

逆に、何かしらを頑張っているのに、
頑張りに対して“割りに合わない感”を
覚えてしまっている場合のほとんどは、
見落としている弱点があるからです。

マーケティングや集客の結果は、
全て数式で計算ができます。

それを改善ポイントの発見に
当てはめてみると、
あなたが望む結果を得られない
弱点があぶり出されます。

もちろん、僕はその辺りを
個別コンサルでやるわけです。

でも、僕のコンサルを受けなくても、
この考え方を適用さえできれば、
改善ポイントの発見もすぐです。

大切なのは要素を細かく切り出して、
それぞれを検証すること。

これは義務教育でもやった、
因数分解とおんなじですよね。

「集客できない」という事実は、
本当に多くの人が抱えています。

でも、その本当の原因は
それぞれ違っています。

もし、あなたが思うように
集客できていないのでしたら、
今日の“因数分解”を参考にして
改善ポイントを見つけてください。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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