マーケティング思考のインプット

マーケティング思考のインプット


※ザ・メンタルモデル

中村です。

最初の貼った画像は、
最近僕が読んだ本の写真です。

この本で書かれている
「メンタルモデル」というのは、、、

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この本で定義する「メンタルモデル」とは、
誰もが無自覚に持っている
「自分は/世界はこういうものだ」という
人生全般の行動の起点になっている
信念・思い込みです。

私たちは幼いころに
「この世界にあるはずだ」と
思っている大切なものが、
期待していた形では
「ここには”ない”」 という何らかの
欠損の”痛み” を体験します。

その際に、

「自分が/世界は ◯◯なんだ、
(だから仕方ない)」

と思考を使って理由づけし、
この痛みの感覚を切り離そうとする、
という働きが無意識で起こるようです。

この時に形成される

「自分は◯◯だ
(だからこの痛みが起きたんだ)」

という自分やこの世界に対する
“判決” のような完全無自覚な
信念・思い込みをメンタルモデルと
呼びます。

※公式サイトより引用
=================

というものです。

つまり、、、

この「メンタルモデル」を起点として、
僕たちは何らかの行動や思考を
起こしているってことですね。

そして、本ではセミナーの書き起こしや
書籍用に書き下ろした文章で、
メンタルモデルの解説がされています。

ちなみに、このメンタルモデルには、

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.価値なしモデル
 「私には価値がない」

2.愛なしモデル
 「私は愛されない」

3.ひとりぼっちモデル
 「私は所詮ひとりぼっちだ」

4.欠陥欠損モデル
 「私には何かが決定的に欠けている」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

という4分類があって、
モデルによって思考や行動の
パターンも変わるわけですね。

ちなみに、僕自身は
「ひとりぼっちモデル」だと思います。

で、なぜこの本の紹介をしたのか。

それはこの本を通じて
僕たちがマーケティングをする上で
めちゃくちゃ重要なことを伝えるのに
とても役に立つと思ったからです。

おそらくですが、、、

「メンタルモデルには4分類ある」って
話を聞いた時に多くの人が考えるのは、

「自分はなにモデルだろう?」

ってことだと思うんですね。

あなたもそう思いませんでしたか?

そう、この本の表紙を見てみると、
「本当の自分を知る。」って
書かれていますよね。

要は、こういう自己分析系のものは、
みんな「自分はどうか?」ってことしか
気にしていないってことです。

だから、本を売るために
最も重要で気を使って作られる
表紙に「自分」って言葉が
使われているわけです。

もちろん、そういった読み方が
間違いというわけではないですよ。

でも、僕たちはマーケティングをして、
ビジネスを成長させていくという、
普通の人とはちょっと違ったことに
挑戦をしている人間ですよね?

であるならば、、、

このメンタルモデルもそうだし、
他だとウェルスダイナミクスなどの
分析系ツールを使う時には、、、

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自分のタイプと他のタイプの
『違い』を知る
==============

ということが最重要だと思ってます。

一般的に分析ツールの診断結果は
「言い訳」に使われるパターンが
めちゃくちゃ多いです。

例えば、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーー
・自分は○○モデルだから
あの人に理解されなくて当然だ。

・自分は○○タイプだから
この仕事は苦手なままでも良い。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

みたいな感じ。

でも、それじゃあ現状は変わらないし、
得た知識は活かされませんよね。

なので、僕は自分のタイプと同時に、
他のタイプはどういうものなのか?を
しっかりと認識するようにしています。

そうすれば、さっきの例を使えば、、、

ーーーーーーーーーーーーーーーー
・自分は○○モデルだから
理解されるように伝え方を変えよう。

・自分は○○タイプで
この仕事は苦手だから工夫をしよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

みたいな使い方が
できるようになるわけです。

これはマーケティングをする上でも
実はかなり重要な視点です。

というのも、集客をしたりだとか、
販売をしていく上で大切なのは、
「相手に自分の意見が伝わる」ことです。

例えば、、、

何を言ってるのかわからないとか、
内容が理解できないような商品を
購入しようとは思わないですよね?

つまり、自分が言いたいことを
言いたいように言っているだけでは、
メーケティングは成功しないわけです。

だから、相手のタイプを知ったり、
どんな世界観で生きているのかを
理解することが重要なんですね。

実際、今回、この本を読むことで、
僕が理解できないタイプである
「欠陥欠損モデル」の思考を
多少なりとも知ることができました。

※欠陥欠損モデルというのは、
例えば、資格マニアみたいな人。

これまで僕はこのタイプの人達には、

「資格だけあっても集客できなければ
 ビジネスにはなりませんよ。」

的なメッセージを送ってました。

でも、彼らからしたら

「資格の取得で得られる
安心感や充足感が目的」

なので何も響かないわけです。

となれば、、、

メッセージを変えることも必要だし、
場合によっては商品自体も
彼らのモデルに合わせたものを
用意することも選択肢に入ってきます。

こうやって分析系だけじゃなくて、
世の中のできごと全てに対して、
「マーケティング視点」を持ってみると
本当に学べることが一気に増えます。

これを僕は
『マーケティング思考のインプット』
と呼んでいます。

今、来年から開催するコミュニティ、
『ONJ』の無料オンライン説明会の
募集を行っています。
※締切は明日16日(月)の23:59まで

そして、その『ONJ』では僕が

“マーケティング思考のインプット”

をしたことを共有する機会も
用意しています。

こういったコンテンツって
なかなか単品では売りにくいので
世の中にはあんまりありません。

なので、今日の話みたいなことを
もっと聞きたいと思われた場合には、
まずは無料オンライン説明会に
参加をしてみてください。

そこから『ONJ』に参加するかどうか、
冷静に判断いただければと思います。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)