中身を変えずに価値を変える方法

中村です。

最近、移動時間はこれまでに購入した
“音声教材”を聞いています。

正直、僕も多くの人と同じ様に
『教材を買う瞬間』が
モチベーションのピークになっていて、
買って何もしないで放置している教材が
めちゃくちゃたくさんあります。

で、色々と積み重なってくると、
動画教材はもう消化が追いつきません。

じっくりPCの前に座ったままで
何時間も動画を見る時間は取れません。

でも、中には動画だけじゃなくて
音声も用意されているものがあります。

それを最近は聞いているわけですね。

実際、音声が用意されているだけで
買い手からしたら勉強しやすくなるし、
売り手からしたら消化されやすいので、
かなり価値としては高いと思います。

でも、残念ながら音声があることは
購入時の決め手にはなりにくいです。

というのも、、、

基本的に人が感じる価値には
“フレーム”ってものがあります。

例えば、

・CDとDVD
・PDFと電子書籍
・電子書籍と紙の書籍

ってものがあった時に、
それぞれどっちに価値を感じますか?

きっと、DVD、電子書籍、紙の書籍と
上から選んだと思います。

これが価値に対するフレームです。

つまり、人はこれまでの経験から
“価値基準”を持っているということ。

ちなみに、これは生きてきた文化や
時代背景によって、
それぞれ価値基準は変わります。

でも、同じ文化圏で生きてきた僕らは
だいたい似た感覚を持ってますね。

じゃあ話を戻しますね。

振り返ってみると僕の経験的には
オンライン教材の場合、
動画よりも音声の方が消化率が良いです。

なので、得られるものも動画よりも
音声のほうが結果的に多いです。
※情報量は動画の方が多いですが…。

でも、なかなか音声教材ってものが
業界的にあまり見かけないのは、
まさにこの価値基準によるものですね。

つまり、ほとんどの人が音声よりも
動画の方に価値を感じてるってこと。

なので、僕たちができることは、
例えばですけども、、、

・売る時には動画を強調する
・買った人に音声利用を促す

ということ。

そうすれば、価値を感じて貰いつつ、
カリキュラムを消化して貰える
“可能性”が高まるってことですね。

ちなみに、この考え方を応用すれば、
中身が同じものを渡す時にも

・PDFファイル
・無料レポート
・e-book
・電子書籍

と言い方を変えるだけで価値を
感じて貰いやすくすることができます。

さらにちなみに、僕はメルマガで
状況によって動画と音声の
両方を使い分けて提供してます。

でも、消化されやすいのは、
やっぱり音声の方なんですね。

例えば、この音声コンテンツは、
流れの中で2回くらいしか紹介してませんが、
聴いてくれた数は多いです。

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■6つのマインドセット
https://office-nj.com/prom/sound/mind_deadsea/
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この話が参考になれば幸いです。

オフィスNJ代表
中村純
(東京・下北沢の自宅から)

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この記事を書いた人

株式会社オフィスNJ代表 中村純

大学を留年し同期から半年遅れで卒業。フリーター&バンドマン時代を経て、バンド活動の終了とともにマーケティング・コピーライティングの世界を知る。

2015年6月、(株)コンサルタントラボラトリーに参画。

以降、社内のコピーライティング全般を手がけるほか、広告・販売戦略の立案やマーケティングファネルの設計、安定的に毎月“完全自動”で売上が上がる仕組みの構築なども手がける。

コンラボ社に参画してからの約3年半の間にコピーで関わった案件の総売上は7億4529万円以上。

現在は独立し、企業や団体のサポートをする一方で、『個人起業家のためのベーシックなマーケティング&コピーライティングスキル教育のインフラを構築する』ためにコンテンツビジネスを展開している。

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