中村です。
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■ブランディング…
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−ブランドに対する共感や信頼など
顧客にとっての価値を高めていく
企業と組織のマーケティング戦略の1つ。
ブランドとして認知されていないものを
ブランドに育て上げる、あるいは
ブランド構成要素を強化し、
活性・維持管理していくこと。
また、その手法。
まぁちょっとややこしいですが、
一般的に個人レベルの話で言えば、
『周りからどう思われるか?』
を狙って作るってことですね。
つまり、簡単に言うと、、、
『誠実な人』と思われたいから、
届いたメールは全部返信する。
とか、
『親しみやすい人』って思われたいから、
親近感を持っていただけるような、
話題を積極的にする。
って活動のことです。
僕はあんまり意識をしていませんが、
スタンスは常に一定でいるので、
長く僕のメールを読んでいる人から見た、
『中村』というイメージが
固まっているんだと思います。
で、ちょっと話は変わるんですが、、、。
もう随分と前のことになるんですが、
僕が取っているメルマガで、
ヤバイ案件が流れて来ました…。
まぁネットビジネスではよくある話で、
・仲間になるだけで億万長者
・パソコン不要スマホで完結
・利益を分配するので利益は確定済
なんて案件だったんですが、、、。
そのメールを流していた人ってのが、
コピーライターの人で、普段は、、、
「働かないで稼げるわけない」
「甘い誘惑に騙されるな」
「誠実にビジネスをやろう」
なんてメッセージを発信しているわけです。
実はこの方、、、、
前の前にいた会社の時代の知り合いで、
話す機会があったので、
「あれ紹介してよかったんですか?」
って聞いてみたんです。
それで返ってきた言葉が、
『確かにブランディング的に、
あれはまずかったかもですね…。』
っていう件名のやつだった、と。
『…え、そういう事じゃなくない?』
って僕は思いました。
マーケティングを勉強し始めると、
考え方が『ビジネスとしてどうか?』って
視点になりがちなんですよね。
なので、情報発信をする時にも、
『ブランディング的に』なんて風に
思ってしまうわけです。
でも、僕が言いたかったのは、
ブランディングがどうこうじゃなくて…
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『人としてどうなの?』
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ってことなんですよね。
同じ様なことかもしれないんですが、
自分の信念と合わない案件を
普通に紹介するってどうなの?と。
自分が信じていないものを
自分の読者さんに紹介するのは、
もちろん『ブランディング的に』NG。
それはそうなんですけど、
もっと大切な事が忘れられてる気が
してならないんですよね…。
なんか、こう、もっと、、、、ね?
ビジネスマンとしてどうか?
人としてどうか?
ブランディングって言葉のせいで、
この問題を軽く捉えがちですが、
もっと根は深いような、、、
そんな気がしてなりません。
今日のメールを読んで、
あなたはこの問題に対して
どんな風に感じましたか?
オフィスNJ
中村純
(東京・下北沢の自宅から)